総理大臣

シュワルツェネッガー米国カルフォルニア州知事の菅総理表敬について

平成22年9月13日

  1. 本13日(月曜日),午後7時15分から約20分間にわたり,首相官邸にて菅総理はシュワルツェネッガー米国カリフォルニア州知事の表敬を受けました。
  2. 菅総理から,「シュ」知事の今次訪日に歓迎の意を述べた後,今次訪日に際し,同知事が最新モデルの新幹線に試乗することを喜ばしく思う,カリフォルニア州において日本の新幹線を導入して頂けると嬉しいと述べました。これに対し,「シュ」知事は,代表選挙を控え多忙な中,表敬の時間を割いて頂き感謝する旨述べた後,自分(「シュ」知事)は知事に就任して6年間加州のインフラ整備に注力してきたが,その中でも高速鉄道は極めて重要な部分であると述べました。また,加州の高速鉄道計画には日本以外にもドイツ,中国,韓国などの企業が関心を示す中,自らそれぞれの高速鉄道に試乗して体験してみたいとの思いがあり,それが今回の訪日の理由の一つである旨述べました。これに対し,菅総理から,日本の新幹線は開業以来40年以上経つが,これまで大きな事故もなく死者も出ていないので,比較体験する際にはこういった安全性も考慮して欲しいと述べました。
  3. また,「シュ」知事から,今次訪日には貿易ミッションとして加州の実業界のリーダーを帯同してきており,日本側のカウンターパートと会って加州と日本の貿易促進,パートナーシップの向上を図りたい旨述べました。これに対し,菅総理から,自身が加州を訪れた際の体験に触れつつ,加州産のワインは日本でも大変喜ばれていると述べた上で,加州には約1500もの日本企業が進出していると承知しており,今次「シュ」知事の訪日を契機に,加州と日本との経済関係が一段と緊密化することを期待すると述べました。

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