岸田外務大臣
日・インド外相会談(概要)

平成25年11月12日

  • 日・インド外相会談
 11月12日(火曜日)、9時25分(日本時間同日午後12時55分)から約25分間、岸田外務大臣は、ASEM第11回外相会合に出席するために訪問中のインド(デリー郊外のグルガオン)において、サルマン・クルシード・インド外相(H.E. Mr. Salman Khurshid, Minister of External Affairs of India)との間で外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

1.冒頭
 岸田大臣より、日印戦略的グローバル・パートナーシップの深化拡大のために引き続き緊密に連携したい旨述べ、これに対し、クルシード外相は自分としても日印関係の更なる発展のために可能な限りの努力を行いたい旨応じました。また、岸田大臣より、毎年8月、インド議会が広島と長崎の原爆犠牲者のため黙祷を行っていることについて感謝の意を伝えました。

2. 天皇皇后両陛下のインド御訪問
 岸田大臣より、今月末には天皇皇后両陛下のインド御訪問が実施される、両国の歴史に残る御訪問になるよう、引き続き御協力を得たい旨述べました。これに対して先方より、両陛下の御訪問はインドにとっても極めて重要な御訪問であり、これを成功させるため、インド側としても万全の準備を行っているところである旨の発言がありました。

3.日印関係
(1)岸田大臣とクルシード外相は、5月のシン首相訪日以来、政治安全保障及び経済の両分野の協力において多くの進展が見られることを歓迎しつつ、インドの高速鉄道、海上共同訓練、救難飛行艇US-2、日米印対話、民生分野の原子力協力及び地域開発協力などの案件の進展のため、引き続き協力していくことで一致しました。

(2)岸田大臣とクルシード外相は、原子力協力について、5月に行われた日印首脳会談において、両首脳が交渉を加速することで一致したこと、また、その後の9月及び11月に交渉が実施されたことも踏まえ、互いに柔軟性をもって引き続き協力していくことで一致しました。

(3)岸田大臣より、洪水で甚大な被害を受けたウッタラカンド州の復興を支援すべく、森林資源管理等のために総額約150億円の円借款の供与を決定したこと、また、タミル・ナド州投資促進プログラムを含む総額約300億円の2案件につき交換公文署名を行う予定であることを伝達したところ、これらに対し、クルシード外相より日本の協力に感謝する旨の謝意表明がありました。

(4)日印経済関係に関し、岸田大臣より、日本からの対インド民間投資を更に拡大するべく、税務問題を含め、駐在日本企業が抱えている諸問題の解決のため先方の協力を要請しました。これに対してクルシード外相より、お申し越しの諸点については、担当大臣に然るべく伝える、問題解決のため、自分としても努力したい旨の発言がありました。

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