ODAと地球規模の課題

平成26年11月17日
17日,中根外務大臣政務官は,エリザベス・ラスムーソン国連世界食糧計画(WFP)事務局次長(Ms. Elisabeth Rasmusson, Assistant Executive Director, World Food Programme)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
 
1. 冒頭,中根大臣政務官から,シリア,イラク,南スーダン等における人道危機やエボラ出血熱の影響により多くの人が食糧不足や栄養不良に陥っていることへの懸念を表し,世界各地で活動するWFPは人間の安全保障や積極的平和主義を推進する上で重要なパートナーであり,今後も連携を図っていきたい旨述べました。また,WFPによる日本人職員の積極的な採用のほか,日本の拠出金の効果的な活用等への協力を要請しました。
 
2. これに対し,ラスムーソン事務局次長から,ODA60周年への祝意が表されるとともに,人間の安全保障をはじめ,日本の外交政策とWFPの優先課題は合致しており,今後とも協力していきたい旨述べました。また,日本からのWFPに対する継続的な支援に感謝の意が述べられました。
 
3. この他,両者は,女性支援での協力やNGO等の民間部門とのパートナーシップ等につき意見交換を行いました。

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