外務副大臣・外務大臣政務官

平成27年2月16日
  1. 2月5日(木曜日), 東京において,第12回国際教育協力日本フォーラム(Japan Education Forum,主催:外務省,文部科学省,広島大学,筑波大学)が開催され,外務省から中根一幸外務大臣政務官が出席しました。
  2. 今回のフォーラムは,「EFA(万人のための教育)の成果と2015年より先の課題―2015年を迎え,これまでの教育開発・教育協力を振り返って―」をテーマに開催されました。フォーラムの冒頭,中根大臣政務官は,共催者である外務省を代表して挨拶を行い,我が国が政府開発援助(ODA)を開始して60年が経ち,企業,地方自治体,NGOをはじめとする様々な主体が開発課題の解決と持続的成長に重要な役割を担うようになってきており,また本年は,国際社会が取り組む,EFAダカール目標及びミレニアム開発目標(MDGs)の達成期限を迎え,それぞれの目標の後継目標が採択される重要な年であると説明しました。また,我が国は,教育は全ての人が享受すべき権利であり,一人ひとりが自らの才能と能力を伸ばし,尊厳をもって生活することを可能にすると同時に,それぞれの国の経済社会開発において重要な役割を果たすものであるという認識のもと,引き続きこれらの目標策定に係る議論に積極的に貢献していくと述べました。
  3. フォーラムでは,基調講演やパネルディスカッションが行われた後,一般の参加者からも質問が多く寄せられ,活発かつ実りある議論が行われました。
(参考)国際教育協力日本フォーラム(Japan Education Forum(JEF))
国際教育協力日本フォーラムは,開発途上国の自立的な教育開発とそのための国際協力の在り方について,開発途上国や内外の援助機関関係者が意見交換を行うことを目的として2004年から官学協同で開催している年次国際フォーラムです。

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