外務副大臣・外務大臣政務官
マルガレータ・ワルストロム国連事務総長特別代表(防災担当)による木原外務大臣政務官表敬
平成26年2月25日
2月25日(火曜日)14時から約30分間,木原誠二外務大臣政務官は,マルガレータ・ワルストロム国連事務総長特別代表(防災担当)による表敬を受けたところ,概要以下のとおりです。
1.木原大臣政務官より,国連国際防災戦略事務局(UNISDR)の尽力により防災が世界に広まりつつあり, 2015年3月に仙台市で開催予定の第3回国連防災世界会議の開催及びポスト2015年開発アジェンダに防災を位置づけることにより,あらゆる開発施策に防災を考慮する「防災の主流化」を進めたい旨述べました。
2.ワルストロム特別代表より,第2回会議で採択された兵庫行動枠組は防災を進めるために必要なことが具体的に記載されておりその貢献は大きい,他方で依然として災害は社会・経済に大きな影響を与えており,さらに国際的な防災の取組を進めることが必要である旨述べました。
3.両者は,第3回国連防災世界会議の成功に向け,緊密な連携を図ることで一致しました。
(参考 国連防災世界会議について)
(1)国連防災世界会議は,国際的な防災戦略について議論する国連主催の会議。
(2)第1回国連防災世界会議(1994年,横浜),第2回国連防災世界会議(2005年,兵庫)ともに日本で開催された。第3回国連防災世界会議は,2015年3月に仙台市で開催予定。
(3)第2回国連防災世界会議では,2015年までの10年間の国際的な取組指針である「兵庫行動枠組2005-2015(HFA)」が策定された。第3回国連防災世界会議では,その後継枠組(HFA2)が策定される予定。