1.案件名
1-1.供与国名 東ティモール民主共和国 1-2.案件名 「ディリ-カーサ道路補修計画」 |
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2.無償資金協力の必要性
2-1.二国間関係 東ティモールの安定と発展がアジア太平洋地域全体の安定のために重要と認識している。 1999年12月の第一回支援国会合を東京で開催し、支援国として最大の3年間で1億3千万ドルの支援を表明し、これを着実に実施した。また、東ティモールの独立直前の2002年5月に首都ディリで開催された第六回支援国会合においても、わが国として引き続き人道支援並びに人材育成、農業開発、インフラ整備の三分野を重点分野とした復興開発支援を行うことを表明し、3年間で最大6千万ドルの支援を表明し、現在、右支援を実施中である。また、国連のPKOミッションに自衛隊を派遣し、同国の復興支援に貢献している。 これら支援は東ティモールより高い評価を得ている。 2-2.対象国の経済状況
2-3.対象国の開発ニーズ 本計画は、国家開発計画の中で国家開発のプライオリティとしている「市場経済による国土の開発」のための、流通網の整備に寄与するものである。 2-4.わが国の基本政策との関係 わが国の対東ティモール支援のの重点三分野の内「インフラ整備」に該当する。 2-5.当該案件に無償資金協力を供与する理由 東ティモール民主共和国は低所得国であり、本案件の実施について、同国政府より高い優先順位で要請が行われている。 |
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3.案件概要
3-1.本プロジェクトの目的 本計画は、唯一の国際港を持つ首都ディリと農業開発の拠点となる南部地域の主要都市スアイを結ぶ幹線道路の一部を成すディリ-カーサ道路の補修を行い、対象区間の交通確保と安全で円滑な通行を確保するとともに、維持管理費の低減を図ることを目的とする。 3-2.実施内容 本計画の供与限度額は14億9,200万円(2箇年に亘る国庫債務負担行為。平成16年度:5億8,200万円、17年度:9億1,000万円)であり、ディリ-カーサ道路の補修を行うものである。 3-3.環境社会配慮など留意すべき点 東ティモール政府によって適切な維持管理が行われる必要がある。 3-4.無償資金協力供与の成果の目標(アウトカム)
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4.事前評価に用いた資料及び有識者等の知見の活用等
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