地球環境

気候変動問題

平成22年1月

What's New

コペンハーゲン合意への賛同及び排出目標の通報

第2回気候変動に関する日韓ハイレベル協議の実施について

鳩山総理大臣と潘基文国際連合事務総長との電話会談

気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)京都議定書第5回締約国会合(CMP5)等の概要

気候変動に関する日韓ハイレベル協議の実施について

福山外務副大臣の米国訪問(概要)

「V4+日本」環境・気候変動ワークショップ(概要と評価)

国連気候変動首脳会合(概要と評価)

エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)第5回会合(概要)

国連気候変動枠組条約交渉 バルセロナ会合(概要)

気候変動問題と日本の取り組み

平成21年7月

 気候変動問題は、先進国、開発途上国を問わず、国境を越えて人間の安全保障を脅かす喫緊の課題であり、国際社会の一致団結した取組の強化が急務となっている。2007年11月、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次評価報告書統合報告書が公表され、各国が現在の気候変動の緩和政策および持続可能な開発を実践しても、世界の温室効果ガス排出量は今後数十年間増加し続け、温室効果ガスの排出が現在以上の速度で増加し続けた場合、21世紀にはさらなる温暖化がもたらされ、その規模は20世紀に観測されたものより大きくなる可能性が非常に高いと予測しており、この問題の深刻さと速やかな対応の必要性を示唆した。

 気候変動問題に対処するための国際的な法的枠組みは、各国の基本的な取組を規定する気候変動枠組条約(注1)、同条約を受けて先進国に対して2008年から2012年の温室効果ガスの具体的な排出削減目標等を定める京都議定書(注2)が採択されている。現在、2012年に終了する京都議定書第一約束期間後、即ち2013年以降の次期枠組み構築に向けての交渉が、国連の下で行われている。

 京都議定書は、排出削減に関する各国の具体的な義務を定めたという点で画期的であるが、同議定書には、世界全体の排出量の約2割を占める米国が参加せず、同じく約2割を占める中国が排出削減義務を負っていない等、排出削減義務を負う国の排出量は世界全体の約3割に過ぎないという点で不十分である。世界全体での温室効果ガスの排出削減を実現するためには、すべての国が排出削減に取り組む必要があり、先進国が大幅な排出量の削減を達成することによって世界全体の取組を主導する必要があるが、同時に、途上国、特に排出量の大きい主要途上国は、その責任と能力に応じて、排出削減のための行動をとる必要がある。

 我が国は、昨年G8サミット議長国として、北海道洞爺湖サミット(PDF)PDFエネルギー安全保障と気候変動に関する主要経済国会合(MEM)首脳会合を主催するなど、国連の下での交渉を後押ししてきた。また、本年4月には我が国は2013年以降の枠組みに関し、京都議定書に代わる新たな議定書草案(PDF)PDFを各国に先駆けて提出した。

 また、温室効果ガスの排出削減と経済成長を両立させ、気候の安定化に貢献しようとする途上国に対し、緩和策、適応策、クリーンエネルギーアクセスの観点から支援を進めるため、「クールアース・パートナーシップ」を推進している。

 国連の下での国際交渉は本年末における気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)に向けて本格化している。我が国としては、米国、中国を含むすべての主要経済国が責任ある形で参加する実効性のある国際的な枠組みづくりに向けて、政府一体となって引き続き国際的な議論を主導していく。

(注1)気候変動枠組条約

 大気中の温室効果ガス(二酸化炭素、メタン等)の増大が地球を温暖化し自然の生態系等に悪影響を及ぼすおそれがあることを背景に、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを目的として、1992年の地球サミット(UNCED、於リオ・デ・ジャネイロ)で署名のため開放された条約。1994年に発効。現在我が国を含む191カ国及び欧州共同体が締結(平成21年7月現在)。

(注2)京都議定書

 気候変動枠組条約の目的を達成するためCOP3(気候変動枠組条約第3回締約国会議)で採択された議定書。先進国等に対し、温室効果ガスを1990年比で、2008年-2012年に一定数値(日本6%、米7%、EU8%)を削減することを義務づけている。また、右削減を達成するための京都メカニズム等を導入。ロシアの締結により発効要件が満たされ、平成17年2月16日に発効。我が国は平成14年6月4日に締結。現在183カ国及び欧州共同体が締結(平成21年7月現在)。

気候変動枠組条約締約国会議(COP)、京都議定書締約国会合(COP/MOP)、補助機関会合(SB)、特別作業部会(AWG)

エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)

エネルギー安全保障と気候変動に関する主要経済国会合(MEM)

「気候変動に対する更なる行動」に関する非公式会合

クリーン開発と気候に関するアジア太平洋パートナーシップ(APP)

気候変動、クリーンエネルギー及び持続可能な開発に関する対話

その他

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