経済

国際再生可能エネルギー機関
IRENA: International Renewable Energy Agency)の概要

平成24年3月

1.目的・活動

 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は,再生可能エネルギー(太陽,風力,バイオマス,地熱,水力,海洋利用等)の普及及び持続可能な利用の促進を目的とする。主な活動は,再生可能エネルギー利用の分析・検証・体系化,政策上の助言の提供,加盟国の能力開発支援等。

2.設立経緯

  1. (1)ドイツのイニシアティブにより2009年1月26日にボン(ドイツ)にて設立会合及び運営準備委員会第1回会合を開催し,75か国がIRENA設立のための文書であるIRENA憲章に署名した。同年6月にシャルム・エル・シェイク(エジプト)にて開催された同第2回会合において,我が国を始め,米国,豪州等22か国が署名した。
  2. (2)IRENA憲章の発効には,署名した25の国・地域からの批准書の寄託が必要であり,2010年6月8日にイスラエルが25か国目として締結し,同年7月8日に発効した。我が国についても同年7月30日に発効した。2012年3月1日現在,日本,米国,ドイツ,フランス,スペイン,インド,豪州,アラブ首長国連邦など87か国と欧州連合が加盟。

3.事務局本部等

 2011年4月の第1回総会で,事務局本部をアブダビに設置することが決定した。また,同年10月,ボン(ドイツ)にイノベーション・テクノロジー・センターが開所した。現在,事務局は,再生可能エネルギーのポテンシャル調査等を行う知識管理・技術協力局,政策評価・助言及びキャパビル等を担当する政策助言・能力構築局,イノベーションのシナリオ策定等を行うIRENAイノベーション・テクノロジー・センター(IITC)の3局体制で活動。

4.事務局長

 第1回総会において,アドナン・アミン氏(ケニア)が初代事務局長に任命された。任期は4年。

5.理事国

 第1回総会で以下の21か国の理事国が選出された。日本,アンティグア・バブーダ,豪州,デンマーク,エクアドル,エリトリア,フランス,ドイツ,インド,ルクセンブルク(1年後,スウェーデンと交代),マリ,メキシコ,ナイジェリア,ポーランド,韓国,セネガル,南アフリカ,スペイン,トンガ,アラブ首長国連邦,米国。任期は2年。

6.組織

  1. (1)IRENAの最高組織である総会は毎年1回開催され,第2回総会は,2012年1月に開催。第2回総会には,我が国からは浜田外務大臣政務官が出席し,副議長を務めた。
  2. (2)理事会は半年ごとに開催され,IRENAの作業計画及び予算案の検討等を行う。第1回理事会を2011年7月,第2回理事会を同年11月に開催。

7.日本とIRENAとの協力

 日本はIRENAの諸活動に積極的に参加しており,日本の分担金分担率は米国に次ぎ第2位(2012年,17.828%)。IRENAの職員約40名のうち邦人職員は4名(2012年3月現在)。

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