フランス共和国
日仏外相会談

平成27年4月15日

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 4月14日(火曜日),G7外相会合出席のためドイツのリューベックを訪問中の岸田文雄大臣は,現地時間17時30分頃(日本時間15日(水曜日)0時30分頃)から約45分間,ローラン・ファビウス・フランス共和国外務・国際開発大臣(Mr. Laurent Fabius, Minister of Foreign Affairs and International Development)との間で外相会談を行いました。概要は以下のとおりです。

1.冒頭発言

 岸田大臣から3月の国連防災世界会議の際の日仏外相会談から一か月ぶりに再会し,9回目となる外相会談を開催できることは喜ばしい旨述べたのに対し,ファビウス大臣からは訪日時の接遇に対する謝意が表明されました。
 また,岸田大臣から,3月24日にフランス南部の山岳部で発生したジャーマンウィングス機墜落事故に際し,邦人安否の確認等に関するフランス政府への支援に謝意を表明したのに対し,ファビウス大臣からは事故の犠牲者に対する哀悼の意が表明されました。

2.二国間関係

 ファビウス大臣から,ヴァルス首相の訪日の可能性に言及があり,防衛装備品協力,アフリカの安定と発展,イノベーション分野での日仏間の協力を具体化していきたい旨の発言がありました。岸田大臣からは,訪日が実現すれば二国間関係を発展させるよい機会である旨歓迎の意を表明しました。

3.日EU関係

 両大臣は,日EU経済連携協定(EPA)の本年中の大筋合意に向けて引き続き協力していくことを確認しました。また,ファビウス大臣からは,福島県産食品等に対するEUの輸入規制の緩和・撤廃に向けた前向きな姿勢が示されました。

4.グローバルな課題

(1)核軍縮・不拡散

 両大臣は,今月末のNPT運用検討会議の成功に向けて協力していくことを確認しました。

(2)テロ対策

 岸田大臣から,国際テロ対策を進める観点から旅客情報(PNR)の活用を含む水際対策の重要性を指摘し,両大臣は,情報交換を含め,テロ対策において協力して取り組んでいくことを確認しました。

(3)気候変動

 ファビウス大臣から,気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)の成功に向けた協力の要請があり,両大臣は,すべての国が参加する公平で実効的な新たな枠組みの採択に向けて連携していくことを確認しました。

5.地域情勢

(1)東アジア

 両大臣は,東アジア情勢について意見交換を行いました。

(2)イラン

 ファビウス大臣からイランを巡る情勢について説明があり,岸田大臣からはフランスの取組を評価する旨伝え,この後に開催されるG7外相会合でも議論を続けたい旨述べました。


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