ツバル

ツバル(Tuvalu)

基礎データ

平成28年6月16日

  • ツバル国旗

一般事情

1 面積

25.9平方キロメートル

2 人口

約9,900人(2014年、世界銀行)

3 首都

フナフティ

4 民族

ポリネシア系(若干ミクロネシア系が混合)

5 言語

英語の他、ツバル語(ポリネシア系言語でサモア語に近い)を使用

6 宗教

主にキリスト教(プロテスタント)、殆んどの国民がツバル教会(キリスト教プロテスタント系)に属する。

7 略史

年月 略史
1568年 スペイン人メンダナ、エリス諸島のヌイ島発見
1892年 ギルバート・エリス諸島として英国の保護領となる
1915年 ギルバート・エリス諸島として英国の植民地となる
1975年 ギルバート諸島と分離、ツバルと改名
1978年10月1日 独立
1981年 独立後初の総選挙によりプアプア政権成立
1989年 総選挙によりパエニウ政権成立
1993年 総選挙によりラタシ政権成立
1999年 イオナタナ首相就任
2000年9月 国連加盟
2000年12月 イオナタナ首相が逝去
2001年2月 ルカ首相就任
2001年12月 タラケ首相就任
2002年8月 ソポアンガ首相就任
2004年10月 トアファ首相就任
2006年8月 イエレミア首相就任
2010年10月 トアファ首相就任
2010年12月 テラビ首相就任
2013年8月 ソポアンガ首相就任

政治体制・内政

1 政体

立憲君主制

2 元首

  • エリザベス二世女王(英国女王。但し、通常は総督が王権を代行)
  • 総督:イアコバ・タエイア・イタレリIakoba Taeia Italeli)(2010年4月就任)

3 議会

一院制、議員数15名、任期4年(解散あり)

4 政府

  • (1)首相:エネレ・ソシネ・ソポアンガEnele Sosene Sopoaga)(2013年8月就任)
  • (2)外務・貿易・観光・環境・労働大臣:タウケリナ・フィニカソTaukelina Finikaso)(2013年8月就任)

5 内政

  • (1)ツバルには政党は存在せず、誰を首相として推すかにより派閥が形成される。1993年の総選挙で誕生したラタシ政権以降現在まで10の政権の殆どにおいて、その勢力が反対派と伯仲している。
  • (2)2002年8月、首相に選出されたソポアンガも2004年8月に内閣不信任案が可決された。ソポアンガ首相は議員及び首相を辞任し、10月の補欠選挙で再選されたが、首相返り咲きは果たせず、トアファ首相代行が正式に首相に選出された。
  • (3)トアファ政権はこれまで安定していると見えたが、2006年8月の総選挙では4名の閣僚が落選し、その後の首相選挙を経てイエレミア氏が首相に就任し、内閣は総入れ替えとなった。
  • (4)2010年9月に行われた総選挙でイエレミア首相は議員としては最大投票数を得て当選したが、その後の首相指名選挙では、2004年から2006年まで首相を務めたトアファ元首相がツバルの新首相として選出された。
  • (5)2010年12月、トアファ首相に対する不信任決議が可決され、テラビ内務大臣が首相に選出された。
  • (6)2013年8月、ツバル議会が招集されず、イタレリ総督がテラビ首相を解任し、ソポアンガ氏を暫定首相とする旨宣言。その後、ツバル議会がソポアンガ首相を公式に選出した。
  • (7)2015年3月に総選挙が実施され、4月に対立候補の不在により無投票にてソポアンガ氏の首相再任が決定した。

外交・国防

1 外交

 「平和愛好国とのみ国交を持つ」との方針のもと、従来から関係の深い豪州やニュージーランド及び周辺の島嶼国と友好関係を構築。近年では国際機関にも積極的に参加しており、2010年6月には国際通貨基金(IMF)への加盟を果たした。

2 国防

 軍隊はない。

経済

1 主要産業

 農業及び漁業が主要な産業であるが、自給自足的な部分が大きい。その他、若干の建設業、サービス業等。

2 GNI

0.5億ドル(2014年、世界銀行)

3 一人当たりGNI

5,720米ドル(2014年、世界銀行)

4 経済成長率

2.0%(2014年、世界銀行)

5 物価上昇率

3.3%(2014年、IMF)

6 総貿易額

  • (1)輸出 6.4百万米ドル
  • (2)輸入 113.1百万米ドル

(2014年、アジア開発銀行)

7 主要貿易品目

  • (1)輸出 魚介類
  • (2)輸入 工業製品

8 主要貿易相手国

  • (1)輸出 日本、フィジー、ナイジェリア、オーストラリア
  • (2)輸入 フィジー、日本、中国

9 通貨

オーストラリア・ドル

10 経済概況

 資源に乏しく、国家財政の収入源は、入漁料と外国漁船への出稼ぎ船員等による海外送金が主で、財政赤字をツバル信託基金(ツバル、英、豪、NZの拠出により、1987年に設立)の運用益から補填していた。同信託基金はこれまで健全な運営をしていたが、2001年は、米経済の減速、米株式市場の低迷、米ドルに対する豪ドルの低下、豪経済の低迷等の悪影響を受け実質マイナス運用となった。米国のインターネット関連会社に貸与したドメインコード「tv」の使用権の契約料が1999年から入ることとなったが、右使用権に係る収入は毎年変動が大きいことから、今後限られた収入を如何に運用していくかが課題。これら主要国家財源の制約がある中、政府は政府補助金や特別開発費等の財政支出の大幅な削減と財政の透明性の向上等に努めている。LDC(後発開発途上国)。

経済協力

1 日本の援助

  2014年度 2014年度までの累計
(1)有償資金協力 なし なし
(2)無償資金協力 0.17億円 100.54億円
(3)技術協力 0.89億円 23.36億円

2 主要援助国

  • (1)オーストラリア(8)、
  • (2)日本(7)、
  • (3)ニュージーランド(7)

(単位:百万米ドル、2013-2014年度平均、OECD/DAC)

二国間関係

1 政治関係

1978年10月
日本はツバル独立と同時に国家承認
1979年4月
外交関係開設

2 経済関係

貿易額(2015年度、財務省貿易統計)
ツバルへの輸出  22.4億円
ツバルからの輸入 2.4億円

3 在留邦人数

2名(2015年)

4 在日ツバル人数

2名(2015年、法務省在留外国人統計)

5 要人往来

(1)往(2006年以降)
年月 要人名
2006年8月 小池環境大臣
2007年9月 石原東京都知事
2008年1月 鴨下環境大臣
2013年9月 石原環境大臣
(2)来(1986年以降)
年月 要人名
1986年 ロパティ商業・天然資源相
1988年 プアプア首相
1989年 レウペナ総督(大喪の礼)
1989年 シオネ天然資源・内務相
1990年 セルカ副首相兼大蔵・商業相(国際花と緑の博覧会賓客)
1990年 パエニウ首相(即位の礼)
1993年 パエニウ首相
1994年 タウシ副首相兼天然資源開発・自治・地方開発相
1995年 ラタシ首相
1996年 タウシ副首相兼天然資源開発・自治・地方開発相
1997年 パエニウ首相(日・SPF首脳会議及び非公式)
2000年 イオナタナ首相(太平洋・島サミット、故小渕元総理大臣葬儀へ特使として参列)
2001年3月 ケリシアノ天然資源・エネルギー環境相
2001年6月 ルカ首相
2002年2月 テオ天然資源・エネルギー環境相
2003年3月 トアファ副首相兼公共事業・通信・運輸相(第3回世界水フォーラム)
2003年5月 ネルソネ官房長官(第3回太平洋・島サミット)
2003年12月 タウシ国会議長
2003年12月 ソポアンガ首相
2005年2月 テオ天然資源・土地担当相
2005年8月 パエニウ大蔵・経済企画・産業相(万国博覧会賓客)
2006年5月 ネルソネ官房長官
2006年5月 トアファ首相(第4回太平洋・島サミット)
2007年8月 シオネ国会議員(故宮澤元総理大臣葬儀へ特使として参列)
2007年12月 イエレミア首相(第1回アジア・太平洋水サミット(於:大分)及び実務訪問賓客)
2009年5月 イエレミア首相(第5回太平洋・島サミット)
2010年2月 ネルソネ官房長官兼在EUツバル大使
2010年10月 ソポアンガ副首相兼外相・環境・労働相(太平洋・島サミット中間閣僚会合)
2012年5月 テラビ首相(第6回太平洋・島サミット)
2013年10月 フィニカソ外務・貿易・観光・環境・労働相(太平洋・島サミット第2回中間閣僚会合)
2015年5月 ソポアンガ首相兼公共事業・インフラ相(第7回太平洋・島サミット)
2015年10月 ニミア内務・村落開発大臣(太平洋島嶼国観光大臣会合)

6 二国間条約・取極

  • 1986年 日・ツバル漁業協定
  • 1990年 民間漁業協定(1991年失効、その後1994年に再開)

7 外交使節

(1)ツバル駐箚日本国大使
花谷 卓治 駐フィジー大使が兼任。
(2)本邦駐箚ツバル大使
任命されていない。
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