中東

世界地図 アジア | 北米 | 中南米 | 欧州(NIS諸国を含む) | 大洋州 | 中東 | アフリカ

サウジアラビア王国国旗

国名:サウジアラビア王国
Kingdom of Saudi Arabia

2009年9月現在

一般事情

1.面積

215万平方キロメートル(日本の約5.7倍)

2.人口

2,400万人(内外国人614万人)

3.首都

リヤド

4.民族

アラブ人

5.言語

アラビア語(公用語)、英語

6.宗教

イスラム教

7.国祭日

9月23日(建国記念日)

政治体制・内政

1.政体

君主制

2.元首

アブドッラー・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード
Abdullah bin Abdulaziz Al Saud)国王(2005年8月即位、第6代国王)

3.議会

諮問評議会(ただし立法権は限定的)

4.政府

(1)首相名 (国王が兼任)

(2)外相名 サウード・アル・ファイサル殿下

5.内政の現状

  • 王制の維持、イスラム法の堅持及び国内開発の推進を基本方針とする。
  • 国王が閣僚会議を主宰、重要ポストは王族が占める。他方、石油、財政、経済開発等の実務はテクノクラートが運営。
  • 基本的には伝統的なコンセンサスを重んじる慎重な政策運営。湾岸危機後、内政改革を求める国内の動きに応えて、1992年3月、統治基本法、諮問評議会法及び地方制度法を制定。1993年12月に評議会開設。1995年8月、大幅な内閣改造を実施。2005年2月〜4月に地方議会選挙を実施。2005年8月、アブドッラー皇太子が第6代国王に就任。内閣については、王位に伴う首相ポストの継承、及び2つあった副首相ポストがスルタン新皇太子兼国防・航空相のみに当てられたこと以外、全閣僚が留任した。
  • 2006年10月、アブダッラー国王の勅令により、皇太子の任命や国王あるいは皇太子が健康上の理由で職務不能となった場合の対応等を担う「忠誠委員会」の設置が決定され、2007年12月、同委員会メンバーが勅令により発表された。
  • 2009年2月、アブドッラー国王就任後初めての内閣改造を実施。

外交・国防

1.外交基本方針

(1)GCCの団結及びアラブ・イスラム諸国との結束強化、並びに欧米諸国との協力強化を基本方針とする。

(2)中東和平問題については、2002年、イスラエルの占領地よりの撤退と引き換えに関係正常化するとの「アブドッラー提案」を提唱。2007年にはパレスチナ挙国一致内閣樹立を目指すメッカ合意を成立させた。

(3)イランの核問題については、この問題を巡って地域が不安定化することを危惧し、中東地域全体を非核地域とすることを主張。イラクとの関係では、イラクの国民和解の実現、一体性の維持を呼びかけている。

2.軍事力

(1)予算 382億ドル(2008年 治安対策予算を含む)

(2)兵役 志願制

(3)兵力 正規軍12.15万(陸7.5万、海1.35万、空2.0万、防空0.4万) 国家警備隊10万

(2009年ミリタリー・バランス)

経済

1.主要産業

石油(原油生産量1,041.3万バーレル(2007年BP統計))、LPG、石油化学

2.GDP

4,675億ドル(2008年)

3.一人当たりGDP

18,855ドル(2008年)

4.GDP成長率

22%(2008年)

5.物価上昇率

9.2%(2008年)

6.失業率(男性)

9.8%(2008年)

7.総貿易額

(1)輸出 2,340億ドル(2007年、通貨庁)

(2)輸入 901億ドル(2007年、通貨庁)

8.主要貿易品目

(1)輸出 原油、石油製品、LPG

(2)輸入 自動車、機械機器、食料品、建設資材、繊維製品

9.主要貿易相手国

(1)輸出 日、米、韓国、中国(2006年、通貨庁)

(2)輸入 米、中国、独、日(2006年、通貨庁)

10.通貨

サウジアラビア・リヤル(SR)

11.為替レート

1$=3.75SR(2006年)

12.経済の概要

(1)サウジアラビアは2,643億バーレルの確認原油埋蔵量(2007年、BP統計)を有し、その経済は石油に依拠して発展してきた。

(2)2008年後半までの原油高を背景とした好調な石油収入により、2008年のGDPは名目、実質とも引き続き高い伸びを示した。

経済協力等

1.日本の援助実績

(1)有償資金協力 なし

(2)無償資金協力 3.83億円

(3)技術協力
 研修員受け入れ延べ人数 1,894人(2006年度まで)
 専門家派遣延べ人数 789人(2006年度まで)

2.主要援助国

(1)仏 (2)日本 (3)独 (2007年 OECD/DAC)

二国間関係

1.政治関係

(1)1955年6月、外交関係樹立。1958年に在京大使館開設。日本は1960年、ジッダに大使館開設、1984年にリヤドへ移転。ジッダには総領事館開設。

(2)両国関係は従来から良好。要人往来も活発。

(3)2006年4月にスルタン皇太子が公式訪日し、戦略的・重層的なパートナーシップ構築に向けた対話促進に合意。 2007年4月には安倍総理がサウジを訪問し、一層の関係発展を志向する共同声明を発表した。その後も、奥田総理特使(2008年5月)、安倍総理特使(2009年1月)、福田前総理(2009年5月)ほかがサウジアラビアを訪問。

2.経済関係

日本の対相手国貿易

(イ)貿易額 (2008年実績)
日本の輸出 8,140億円
日本の輸入 52,917億円
(ロ)主要品目
日本の輸出 機械機器(自動車、電気機械)、金属
日本の輸入 原油、石油化学製品、LPG
(ハ)原油輸入
日本は輸入原油の約28%をサウジアラビアから調達しており(2007年)、サウジアラビアは最大の原油供給国。

3.文化関係

(1)1985年より始まった日・GCC間青年交流により双方の青年団が交換訪問。

(2)1993年にキング・サウード大学言語翻訳研究所内に日本語学科が創設。国際交流基金が日本語教育の専門家を派遣。

(3)2005年は日・サウジ外交関係樹立50周年にあたり、各種文化事業を実施。

(4)2007年4月より、アブドッラー国王奨学制度にもとづくサウジアラビア留学生の対日派遣が開始。

4.在留邦人数

1,092人(2007年10月)

5.在日当該国人数

約477人(2007年)

6.要人往来

(1)往訪(1990年以降)
年月 要人名
1990年 中山外務大臣
1990年 海部総理大臣
1992年 渡部通産大臣
1994年 皇太子同妃両殿下
1995年 村山総理大臣
1997年 小杉文部大臣
1997年 橋本総理大臣
1997年 堀内通産大臣
1999年 町村外務政務次官
1999年 与謝野通産大臣
2000年 深谷通産大臣
2001年 河野外務大臣
2001年 平沼経産大臣
2001年 高村総理特使
2002年 高村総理特使
2003年 小泉総理大臣
2003年 高村総理特使(2回)
2004年 高村総理特使
2005年 橋本元総理
2005年 河井外務大臣政務官
2005年 皇太子殿下、橋本特派大使(ファハド国王逝去弔問)
2005年 細田総理特使
2006年 中川農林水産大臣
2007年 安倍総理大臣
2007年 甘利経済産業大臣
2008年 渡海文部科学大臣
2008年 奥田総理特使
2008年 甘利経済産業大臣
2008年 橋本外務副大臣
2009年 安倍元総理(総理特使)
2009年 西村外務大臣政務官
2009年 福田前総理
(2)来訪(1971年以降)
年月 要人名
1971年 ファイサル国王(国賓)
1974、1982、1986年 ヤマニ石油相
1977、1978、1979、1980、1983、1990、1994年 ナーゼル石油相兼企画相
1985、1994年 ザーミル工業電力相
1985、1990年 ファイサル青年福祉庁長官
1987年 ナーイフ内相(外賓)
1971、1989、1990年 ナッワーフ殿下
1981、1992年 スレイム商業相
1992、1997、1998年 アッタール企画相
1993年 トルキー殿下
1996、1998年 サウード外相(外賓)
1997年 ラシード教育相
1998年 アンガリ高等教育相
1998年 サルマン殿下(外賓)
1998年 ビン・ジュベイル諮問評議会議長
1998年 ヤマニ工業電力相
1998年 ナイミ石油相
1998年 アブドッラー皇太子(公賓)
1999年 ファキーフ商業相
2000年 アル・シェイク宗教相
2001年 アブドッラー総合投資院総裁
2001年 ラシード教育相
2002年 アッサーフ財政経済相
2002年 ゴサイビ企画相
2002年 ナイミ石油鉱物資源相
2003年 ゴサイビ企画相
2004年 トルキー環境保護・気象庁長官
2004年 ナイミ石油鉱物資源相
2005年 ヤマニ商工相(2回)
2005年 ゴサイビ企画相
2006年 スルタン皇太子兼副首相
2006年 ダッバーグ総合投資院総裁
2007年 ナイミ石油鉱物資源相
2007年 バンダル国家安全保障会議事務局長
2007年 アブドルアジーズ石油鉱物資源副相
2007年 ファイサル・ビン・サリマン殿下
2007年 ナイミ石油鉱物資源相
2008年 ムハンマド・ビン・サリマン殿下
2009年 ダッバーグ総合投資院総裁
2009年 ナイミ石油鉱物資源相

7.二国間条約・取極

1975年5月18日 経済技術協力協定発効

2009年7月27日 航空協定発効

8.外交使節

(1)サウジアラビア王国駐箚日本国大使 遠藤茂特命全権大使

(2)本邦駐箚サウジアラビア王国大使 アブドルアジーズ・ビン・アルマス・トルキスターニ特命全権大使

このページのトップへ戻る
INDEXへ戻る