サモア独立国

サモア独立国(Independent State of Samoa)

基礎データ

平成29年10月5日

  • サモア独立国国旗

一般事情

1 面積

2,830平方キロメートル(東京都の約1.3倍)

2 人口

約20万人(2016年,世界銀行)

3 首都

アピア

4 民族

サモア人(ポリネシア系)90%,その他(欧州系混血,メラネシア系,中国系,欧州系等)

5 言語

サモア語,英語(共に公用語)

6 宗教

キリスト教(カトリック,メソジスト,モルモン教等)

7 略史

年月 略史
1722年 オランダ人探険家Roggeveenが視認
1768年 フランス人航海者Bougainvilleが上陸
1860年代~ アピアが捕鯨船補給港として繁栄,ドイツ,英国,米国,が勢力を競う
1899年 ドイツが西サモア(現在のサモア独立国),米国が東サモア(現在の米領サモア)を領有
1919年 ニュージーランドの国際連盟委任統治地域
1945年 国際連合信託統治地域
1962年1月1日 独立(但し独立記念日は6月1日)
1997年 国名をそれまでの「西サモア」から「サモア独立国」に変更

政治体制・内政

1 政体

選挙により国家元首を選ぶ制度

2 元首

  • トゥイアアナ・トゥイマレアリイファノ・ヴァアレトア・スアラウヴィ二世殿下(His Highness Tuia'ana Tuimaleali'ifano Va'aletoa Sualauvi II
  • (2017年7月)

3 議会

一院制,議員数49名,任期5年

4 政府

(1)首相
トゥイラエパ・ファティアロファ・ルペソリアイ・サイレレ・マリエレガオイ(Tuilaepa Fatialofa Lupesoliai Sailele Malielegaoi(1998年11月就任)(注)呼称はトゥイラエパ首相
(2)外相
首相が兼任

5 内政

  • (1)1988年以来首相を務めていたトフィラウ首相は1998年11月に病気を理由に辞任を表明,後継首相にトゥイラエパ副首相兼蔵相を指名し,国会は同氏を直ちに首相として信任した。
  • (2)トゥイラエパ首相は,首相就任以降,安定して政権を運営。2001年,2006年,2011年の総選挙同様に,2016年3月の総選挙でも与党人権推進党(HRPP)が大勝(47議席を獲得)し,首相に再任。現在5期目。なお,首相就任以降,外相も兼任。

外交・国防

1 外交

 ニュージーランド及び豪州との緊密な関係維持,南太平洋地域諸国との協力関係重視,国連活動への貢献。

2 国防

 軍隊はない。ニュージーランドとの友好条約に基づき,有事の際はニュージーランドが支援する。

経済

1 主要産業

農業,沿岸漁業

2 GNI

8億米ドル(2016年,世界銀行)

3 一人当りGNI

4,100米ドル(2016年,世界銀行)

4 経済成長率

6.6%(2016年,世界銀行)

5 物価上昇率

-1.1%(2016年,世界銀行)

6 総貿易額

(1)輸出
145.3百万米ドル
(2)輸入
458.1百万米ドル

(2015年,アジア開発銀行)

7 主要貿易品目

(1)輸出
魚介類,ノニ製品,ビール,ココナッツクリーム
(2)輸入
食料品・食肉,機械・輸送機器,製造品

8 主要貿易相手国

(1)輸出
米領サモア,豪州,トンガ,米国
(2)輸入
フィジー,ニュージーランド,中国,韓国

9 通貨

  • サモア・タラ(Samoan Tala)
  • 1タラ=46.03円(2017年10月)

10 経済概況

 2009年9月,サモア沖で大地震・津波が発生したため,観光収入が低下する一方で,災害復興の資金需要が高まり,また,2012年12月にはサイクロン・エヴァンが甚大な被害をもたらしたことなどにより厳しい経済情勢である。また,国内市場が小規模であり,消費財の多くを輸入に頼らざるを得ないという島嶼国に典型的な経済構造であるため,慢性的な貿易赤字を抱えている。海外からの送金,観光業収入によるサービス・移転収支の大幅な黒字により,経常赤字はさほど大きくない。

経済協力

1 日本の援助

  2015年度 2015年度までの累計
(1)有償資金協力 45.98億円
(2)無償資金協力 32.22億円 310.16億円
(3)技術協力 5.20億円 139.23億円

2 主要援助国

  • (1)豪州(27.12),
  • (2)ニュージーランド(21.14),
  • (3)日本(14.60)

(単位:百万米ドル,2014年,OECD/DAC)

二国間関係

1 政治関係

  • 1980年6月 在京西サモア(1997年からサモアに国名変更)名誉総領事館開設。2007年1月より閉館。
  • 1997年2月 在アピア名誉総領事を任命。
  • 2007年5月 故マリエトア・タヌマフィリ2世の国葬参加のため,浜田特派大使(外務大臣政務官)を派遣。
  • 2009年7月 在京サモア大使館開設
  • 2013年1月 在サモア日本大使館開設
  • 2016年3月 在福島サモア名誉領事館開設

2 経済関係

(1)貿易額(2016年度,財務省貿易統計)
サモアへの輸出  16.1億円
サモアからの輸入 0.9億円
(2)日本からの直接投資 15件 80億円(平成元年~18年度累計,財務省対外直接投資統計)
(3)進出日本企業数 3社(2016年10月現在,財務省海外在留邦人調査統計)

3 在留邦人数

77名(2017年8月現在)

4 在日サモア人数

69名(2016年12月,法務省登録外国人統計)

5 要人往来

(1)往(1985年以降)
年月 要人名
1985年 平沼,月原両衆議院議員
1989年 降矢,中山,谷議員(APPU)
1996年 小平農林水産政務次官(APO)
1996年 長谷川元駐豪大使(友好ミッション)
1998年 堀元フィジー大使(政策対話ミッション)
2003年 秋篠宮同妃両殿下
2004年 阿部外務副大臣(PIF域外国対話)
2007年 浜田特派大使(外務大臣政務官)(故マリエトア・タヌマフィリ2世前元首の国葬参列)
2010年 西村外務大臣政務官
2012年 中野外務大臣政務官(サモア独立50周年記念式典出席)
2013年 城内外務大臣政務官(在サモア日本国大使館開設式)
2014年 牧野外務大臣政務官(第3回小島嶼開発途上国国際会議出席)
2016年 濵地外務大臣政務官(経済ミッション)
2017年 堀井巌外務大臣政務官(総理特使,PIF域外国対話)
(2)来(1980年以降)
年月 要人名
1980年 トゥプオラ・エフィ首相(外務省賓客)
1984年 トゥイラエパ蔵相
1985年 トゥイラエパ蔵相(万博賓客)
1985年 トフィラウ・エティ・アレサナ首相(外務省賓客)
1986年 ピタ経済開発相
1987年 ヴァアイ・コロネ首相(外務省賓客)
1988年 トゥイラエパ蔵相
1989年 タヌマフィリ二世,パトゥ教育相(大喪の礼)
1990年 トフィラウ首相,トゥイラエパ蔵相
1990年 タヌヴァサ経済相(花博賓客)
1990年 タヌマフィリ二世,タヌヴァサ経済相(即位の礼)
1992年,1994年 トフィラウ首相,ネッラー運輸相
1993年 トフィラウ首相
1994年 トゥイラエパ副首相兼蔵相(国際防災会議)
1997年 トゥイラエパ副首相兼蔵相(ADB会議)
1997年 マタアファ教育相
1997年 トゥイラエパ副首相兼蔵相(日・SPF首脳会議)
1997年,2000年 タガロア国土計画環境相
2000年 トゥイラエパ首相(第2回太平洋・島サミット)
2003年 トゥイラエパ首相(第3回太平洋・島サミット)
2005年 トゥイラエパ首相(外務省賓客)
2005年 カイル観光相(博覧会賓客)
2006年 トゥイラエパ首相(第4回太平洋・島サミット)
2007年12月 アヴェアウ建設・運輸・公共事業相(第1回アジア・太平洋水サミット(於:大分))
2009年5月 トゥイラエパ首相(第5回太平洋・島サミット)
2010年1月 アヴェアウ建設・運輸・公共事業相
2010年10月 リウガ資源環境相(太平洋・島サミット中間閣僚会合)
2011年9月 ウイガレタウア通信情報相(アジア・太平洋電気通信共同体(APT)ワークショップ)
2012年5月 トゥイラエパ首相(第6回太平洋・島サミット)
2012年7月 アヴェアウ通信・情報技術相(世界防災閣僚会議)
2015年3月 トゥマアリイ天然資環境相(第3回国連防災世界会議)
2015年5月 トゥイラエパ首相(第7回太平洋・島サミット)
2016年3月 フォノトエ前副首相
2017年1月 トゥイラエパ首相(太平洋・島サミット第3回中間閣僚会合)

6 二国間条約・取極

  • 1971年 青年海外協力隊派遣取極

7 外交使節

(1)サモア駐箚日本国大使
青木 伸也 特命全権大使
(2)本邦駐箚サモア大使
ファアラヴァアウ・ペリーナ・ジェクェリン・シラ・トゥアラウレレイ特命全権大使
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