アフリカ

ギニアビサウ共和国(Republic of Guinea‐Bissau)

基礎データ

平成29年1月31日

  • ギニアビサウ共和国国旗

一般事情

1 面積

36,125平方キロメートル(九州とほぼ同じ)

2 人口

184万人(2015年、世銀)

3 首都

ビサウ(Bissau)(人口43万1千人:2013年、World Gazetteer estimates

4 民族

バランタ、フラ、マンジャカ、マンディンカ、パペウ等

5 言語

ポルトガル語(公用語)

6 宗教

原始宗教、イスラム教、キリスト教

7 略史

年月 略史
15世紀 ポルトガル植民地
1973年9月 ポルトガルより独立宣言
1980年11月 ヴィエイラ首相、クーデターで政権奪取。革命評議会設置
1994年8月 大統領選挙(ヴィエイラ大統領当選)
1998年6月 一部軍人による反乱
1999年5月 ヴィエイラ大統領亡命、サーニャ国民議会議長が暫定国家元首に就任
2000年1月 大統領選挙、クンバ・ヤラ大統領選出(03年クーデター発生)
2003年10月 暫定政権発足(ローザ臨時大統領就任)
2005年6月・7月 大統領選挙(ヴィエイラ大統領選出、10月就任)
2009年3月 ヴィエイラ大統領殺害を受け、ぺレイラ国民議会議長が暫定大統領に就任
2009年9月 大統領選挙、サーニャ大統領選出(12年逝去)
2012年4月 大統領選挙中に一部軍人によるクーデターの動き、国連がクーデター首謀者らに制裁を課す。
2012年5月 ヌハマジョ暫定大統領就任
2014年5月 大統領選挙、ヴァス大統領選出ペレイラ首相任命
2015年8・9月 ペレイラ内閣解散、ジャ内閣組閣も最高裁違憲判決を受け解散、コレイア首相任命
(同年10月新内閣)
2016年5月 コレイア内閣解散、ジャ首相任命(同年6月新内閣)
2016年10月 コナクリ合意(ECOWASの調停のもと全関係政党が署名)
2016年11・12月 ジャ内閣解散、エムバロ首相任命

政治体制・内政

1 政体

共和制

2 元首

ジョゼ・マリオ・ヴァス大統領(Jose Mario Vaz)(2014年6月就任)

3 議会

国民議会(100議席、任期4年)

4 暫定政府

  • (1)首相 ウマロ・シソコ・エムバロ首相(Umaro Sissoco Embalo
  • (2)外相 ジョルジュ・マル外務・国際協力・共同体大臣(Jorge Malu)

5 内政

 ポルトガルより独立後、度重なるクーデターを経験。2014年5月、平和裡の選挙を経てヴァス大統領が選出され、与党PAIGC党首のペレイラ氏を首相とする内閣が成立。しかし、その後PAIGCとヴァス大統領の対立を背景に、首相が相次いで交代。2016年10月にはECOWASの調停のもとコナクリ合意が署名され、同年11月にはエムバロ首相が任命され、12月に組閣。

外交・国防

1 外交基本方針

 独立後しばらくは親東側路線であったが、ヴィエイラ政権以降、経済再建を重視した欧米先進国寄り路線。ポルトガル語諸国、欧米諸国、アラブ諸国と良好な関係を築きつつ、近隣諸国との協調を目指す。1990年から国交を結んでいた台湾とは1998年4月に断交、中国と国交を回復した。2006年7月、ポルトガル語圏諸国共同体(CPLP)サミットを開催。

 2012年4月、軍人による大統領選挙中の反乱と暫定政権の成立を受けて国際的な風当たりが強まり、アフリカ連合(AU)活動資格停止等の制裁を受けた。2014年6月、民主的な大統領選挙の遂行を受け、AU活動資格停止は解除された。2015年3月、EUおよびUNDPと共催でドナー円卓会議を成功裏に開催し、「戦略・実施計画」に基づいた取組を進める。

2 軍事力(ミリタリーバランス2014年版)

(1)予算
2,600万ドル(2012年)
(2)兵役
選抜徴兵制
(3)兵力
6,450人(陸軍:4,000人、海軍:350人、空軍:100人、準軍隊:2,000人)

経済

1 主要産業

農林水産業(落花生、カシューナッツ、エビ、いか)

2 GDP

10.057億ドル(2015年、世銀)

3 一人当たりGNI

590ドル(2015年、世銀)

4 経済成長率

5.1%(2015年、世銀)

5 物価上昇率

1.4%(2015年、世銀)

6 失業率

6.9%(2014年,ILO推計)

7 総貿易額

(1)輸出
1億4,920万ドル(2014年、EIU)
(2)輸入
2億0,540万ドル(2014年、EIU)

8 主要貿易品目

(1)輸出
カシューナッツ、魚・エビ(2014年、EIU)
(2)輸入
食料品、石油製品、資本財(2014年、EIU)

9 主要貿易相手国

(1)輸出
インド、ナイジェリア、中国、トーゴ、カメルーン(2014年、EIU)
(2)輸入
ポルトガル、セネガル、英、西、印(2014年、EIU)

10 通貨

CFAフラン

11 為替レート

655.957CFAフラン=1ユーロ(固定レート)

12 対外債務残高

3億1,488万ドル(2015年、世銀)

13 経済概況

 主要産業は農林水産業であり、経済構造は脆弱。内戦に伴うインフラの破壊に加え、気候不順や公共部門のスト頻発により、経済は停滞。国民の6割以上が絶対的貧困にある世界最貧国の1つ。

経済協力

1 日本の援助実績(単位:億円)

  • (1)有償資金協力(2014年度まで、E/N(交換公文)ベース) 0
  • (2)無償資金協力(2014年度まで、E/Nベース)         163.29
  • (3)技術協力実績(2014年度まで、JICAベース)        8.44

2 主要援助国(2010年、単位:百万ドル)

  • (1)ベルギー(10.91)
  • (2)米国(8.21)
  • (3)ポルトガル(8.04)
  • (4)日本(5.65)
  • (5)スペイン(4.97)

二国間関係

1 政治関係

 日本は、1978年から在セネガル大使館が兼轄しており、ギニアビサウは、2003年より在中国大使館が日本を兼轄している。

2 経済関係

(1)対日貿易
(ア)貿易額(2015年、財務省)
対日輸出 7,020万円
対日輸入 2,439万円
(イ)主要品目(2013年、財務省)
輸出 原材料
輸入 輸送用機器、化学製品
(2)進出日本企業 なし

3 在留邦人数

1人(2015年10月現在)

4 在日当該国人数

2人(2015年12月末)

5 要人往来

(1)往
年月 要人名
2016年9月 日AU友好議連(山際大志郎議員、牧原秀樹議員)
(2)来
年月 要人名
1978年3月~4月 マルティンス教育相
1989年2月 ヴィエイラ大統領(大喪の礼)
1990年10月 ヴィエイラ大統領(立ち寄り)
1990年11月 カブラル第二副大統領(即位の礼)
1991年7月 コレイア農業相
1993年10月 ディアス計画相(アフリカ開発会議)
1997年11月 ダ・コスタ・ソレアス・セメド教育相
1998年2月 メンデス国庫国務長官(オリンピック関連民間招待)
1998年10月 サーニャ経済・大蔵相、ダ・シルバ外務・協力相(第2回アフリカ開発会議)
2000年6月 ンチャマ首相、ダ・コスタ内閣官房長官兼報道・議会担当相、ペレイラ企画・地方開発担当相、バライ国際協力・地方統合担当相(小渕前総理大臣葬儀)
2007年2月 マネ漁業・海洋経済相
2008年5月 ヴィエイラ大統領、カブラル外務・国際協力・共同体相(第4回アフリカ開発会議)
2010年10月 シルバ教育・文化・科学・青年・スポーツ相、バンジャイ環境・持続可能な開発担当相、サミ漁業担当相(COP10)
2010年11月 サミ漁業担当相
2011年6月 トゥーレ国際協力担当相(MDGsフォローアップ会合)
2012年11月 プングラ教育・青年・文化・スポーツ相(無償入札立会い)

6.二国間条約・取極

なし

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