アフリカ

　西アフリカ諸国経済共同体（ECOWAS）は、1975年、西アフリカの域内経済統合を推進する準地域機関として設立されました。その後1981年には、政治的安定の確保が経済統合の基盤となるとの考えに基づき、防衛・紛争解決機能等を備えたほか、1998年には安全保障機能の強化にも着手するなど、その活動を広げてきています。

• 西アフリカ諸国経済共同体（ECOWAS）概要

　西アフリカ12か国　（ベナン、カーボベルデ、コートジボワール、ガンビア、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、リベリア、ナイジェリア、セネガル、シエラレオネ、トーゴ）
（注）1975年当時の原加盟国は西アフリカ15か国。その後、カーボベルデが新規加盟（1977年）、モーリタニアが通貨統合等に反対して脱退（2000年12月）。ブルキナファソ、マリ、ニジェールが脱退（2025年1月）
（注）ギニアについては参加資格停止中。

• （1）我が国は、ECOWASが域内経済統合に果たす役割の重要性を踏まえ、これまで国連機関（UNHCR、UNICEF、WFP）等への拠出、加盟各国への開発援助等を通じてECOWASに対する間接的な支援を行ってきました。
• （2）2000年度からは、主にECOWASが担う紛争解決・平和維持のマンデートを支援する観点から、ECOWAS事務局・委員会に対して以下の直接拠出を行っています。
• （3）2011年9月20日、我が国は、駐ナイジェリア大使をECOWASに対する我が国常駐代表に任命しました。

• （4）1999年からこれまで、我が国とECOWASは、以下のような人的交流を行っています。