平成19年8月
関口昌一外務大臣政務官は、8月14~19日の日程で、米国(シアトル、ポートランド及びサンフランシスコ)を訪問し、現地主要企業の視察、日本企業関係者や日系人リーダーとの意見交換及び各種施設への視察を行ったところ、その概要と評価は以下のとおり。
マッケナ司法長官より、テロとの闘いだけでなく多くの分野での日米間の協力は世界のために重要である旨述べた。これに対し、関口政務官より、日米関係のこれからのために今後とも協力を要請する旨述べた。
シアトル日本商工会のメンバーを含む製造業、運輸業、食品業等様々な業界関係者を交えた懇談が行われ、出席者より、現地事情や企業関係者がもつ問題意識について説明があった。
関口政務官より、日米関係促進に向けた日系人の方の貢献に感謝の意を表した。これに対し、参加者より、今後とも日米関係強化のために協力していく旨述べた。また、日米両国の国内情勢を含む幅広い分野に関して率直な意見交換が行われた。
市内の旧日本人街にあるパナマ・ホテル、シアトル日本語学校及び日系博物館を視察した。
関口政務官は、まずポートランド港湾局を視察し、日系企業の進出やその活動に対する同港湾局の支援に謝意を表明するとともに、引き続きポートランド港湾局からの協力を要請した。その後、トヨタ自動車陸揚げ施設及びコロンビア・グレイン穀物輸出施設を視察した。
関口政務官はオレゴン日系センターを視察し、日本人移民の歴史について説明を受けるとともに、日本から移民された方々の歴史を後世に伝えていくことは非常に重要である旨述べた。関口政務官は、続いて日本庭園を視察した。
関口政務官より、日米関係促進に向けた各位の貢献に感謝の意を表すとともに、今後とも両国の更なる発展のために協力を要請した。これに対し、参加者からは日米関係促進のための取組や活動概要等についての説明があった。


関口政務官は、サンフランシスコ市及びサンノゼ市にある日本町を視察した。参加者から、日本人町では現在大きな再開発が進められている、米国でも関心の高い現代日本文化を発信すべく努力している等の発言があった。これに対し関口政務官より、日本の地方都市で行われている市街地活性化を目的とした街造りを紹介するとともに、歴史的・文化的遺産を維持・発展させるべく活躍されている参加者の方々に対して感謝の意を述べた。その後、関口政務官は、高齢者福祉施設及び北加日米協会、アジア美術館等を視察し、また有識者との意見交換を行った。
関口政務官は、シリコンバレーにある複数の現地企業を視察した。
関口政務官は現地で働く日本人起業家と夕食会を行い、日本の経済システムや在留邦人の現状について率直な見交換を行った。
関口政務官より、「かけがえのない日米同盟」を更に強化していくという外交政策の基本方針にかわりはないことを述べ、多くの関係者と日米同盟の重要性、更には米西海岸との関係の重要性を再確認したことは大きな成果であった。
日米同盟を強化するためには、日米間のあらゆるレベルで緊密な交流が不可欠であり、在米日系人との関係強化はそのための最も重要な課題の一つである。その点から今回の訪米においては、多くの日系人と忌憚のない意見交換を行い、日系人との間で日米関係の一層の発展のために、今後さらなる協力関係を築いていくことを確認できた点は非常に有意義であった。
政府は、米国を始め海外に進出する日系企業を今後更に積極的に支援することとしている。この観点から、関口政務官の訪米により、現地日系企業関係者と率直な意見交換を行い、企業関係者の抱える問題点やニーズを把握できたことは有益であった。