外務副大臣・外務大臣政務官

三ツ矢外務副大臣のアフリカ連合(AU)総会出席及びタンザニア訪問(概要)

平成26年2月3日

  • ハイレマリアム・エチオピア首相との会談
  • 汎アフリカ大学(PAU)署名式
  • ビラ-ル・タンザニア第一副大統領表敬

1.AU総会

 三ツ矢副大臣は,1月29日から30日まで,アディスアベバ(エチオピア)にて開催されたAU総会に出席しました。

ポイント:ハイレマリアム・エチオピア首相との会談を含む4名の首脳との会談,モハメド・ケニア外務長官との会談を含む3名の外相等との二国間会談を実施した他,アフリカ各国外相と懇談を行う等,充実した訪問となりました。

(1)二国間会談 (1月29日及び30日,於:AU本部等(アディスアベバ))

(ア)エチオピア(ハイレマリアム首相(29日)及びベルハネ外務担当国務大臣(30日))
 ハイレマリアム首相との会談では,先般の安倍総理のエチオピア訪問の成果,エチオピアと日本の貿易,観光分野での関係促進,南スーダン,ソマリア問題等について意見交換を行い,ベルハネ外務担当国務大臣との会談では,民間分野も含めた両国の関係強化,今後の支援関係,南スーダン問題等について意見交換を行いました。

(イ)ソマリア(ハッサン大統領(29日))
 今後の両国協力関係の強化について意見交換を行いました。ハッサン大統領より,昨年6月のTICADVに際し行われたソマリア特別会合について謝意が表明されました。

(ウ)ケニア(モハメド外務長官(29日))
 特に南スーダン問題について意見交換を行いました。

(エ)リビア(ゼイダーン首相(29日))
 三ツ矢副大臣より,リビアの国造りを支援する旨表明したのに対し,ゼイダーン首相より,日本の経験に学び,リビアの復興に役立てたい,日本との関係を様々な分野で強化したい旨述べました。

(オ)モーリシャス(ブーレル外務・地域統合・国際貿易大臣(30日))
 今後の協力関係や投資促進等について意見交換を行いました。

(カ)ザンビア(サタ大統領(30日))
 三ツ矢副大臣より,日本企業のザンビアへの投資拡大に向けた動きについて説明し,サタ大統領より,日本のハイレベルのザンビア訪問,ザンビアに対する日本企業の投資拡大について期待が表明されました。

(キ)その他懇談
 三ツ矢副大臣は,ベンジャミン・南スーダン外務・国際協力大臣と南スーダン情勢につき意見交換を行った他,フォール・セーシェル外務省付国務長官,ムシキワボ・ルワンダ外務・協力大臣,カヴァクレ・ブルンジ外務・国際協力大臣,カベルカ・アフリカ開発銀行総裁,クフォー・ガーナ元大統領とそれぞれ懇談を行いました。

(2)汎アフリカ大学(PAU)署名式 (1月29日,於:AU本部(アディスアベバ))

 1月29日,17時20分より,三ツ矢副大臣・イコンガ・アフリカ連合(AU)委員会人的資源・科学技術委員及びモハメド・ケニア外務長官により,PAUへの協力に関する三者間覚書の署名式が行われました。イコンガ委員及びモハメド外務長官より,ケニアのジョモ・ケニヤッタ農工大学に技術的・財政的支援を与えるリード・セマティック・パートナー(LTP)である日本の支援に対し感謝の意が表明され,三ツ矢副大臣からは,我が国がアフリカにおいて,農業,科学技術,イノベーションといったアフリカの成長の核となる分野における人材育成支援を着実に進めていく方針である旨表明しました。

(注)PAUとは,アフリカの高等教育・研究の基盤となる優秀な高等教育機関の育成を目指し,アフリカ5地域の既存大学を各一校(計5校)選択し,PAU事務局の下でネットワーク化する構想。我が国は,東部のジョモ・ケニヤッタ農工大学(JKUAT:ケニアに所在)のLTPに就任。同大学に対する技術協力を中心とした支援を行うべく,調査を実施中。

2.タンザニア訪問

 三ツ矢副大臣は,1月31日から2月1日まで,タンザニアを訪問し,タンザニア政府およびザンジバル政府要人への表敬等を行いました(注:タンザニア連合共和国は,タンガニーカ(本土)とザンジバル(島嶼)から成り,ザンジバルは独自の大統領,司法,立法,行政自治権を有しています。)。

ポイント:タンザニア政府及びザンジバル政府要人との会談を通じ,今後の両国関係の強化について,有意義な意見交換を行うことができました。

(1)ティゼバ運輸副大臣との懇談(1月31日)

 三ツ矢副大臣より,日本はタンザニアとの関係を重視しており,港湾,道路等運輸分野でのタンザニアにおける日本の協力について述べたところ,ディゼバ運輸副大臣よりこれまでの日本からの支援に対する謝意が表されるとともに,タンザニアの港湾近代化計画についての説明がありました。懇談後,ディゼバ運輸副大臣の案内で,三ツ矢副大臣はダルエスサラーム市内の鉄道に試乗しました。

(2)ピンダ首相表敬(1月31日)

 三ツ矢副大臣より,港湾,送電網,道路,難民支援等の分野における日本の支援と官民連携による日本企業の投資促進について説明したところ,ピンダ首相より,特にタンザニアの若者の人材育成,農業分野での日本の支援について期待が表明されるとともに,日本企業の進出促進に向けてともに協力していきたい旨発言がありました。

(3)ハマド・ザンジバル第一副大統領表敬(2月1日)

 三ツ矢副大臣より,ザンジバルにおける水供給,電力供給,漁業分野における日本の協力および日本の民間企業によるザンジバルにおける活動について説明したところ,ハマド副大統領よりこれまでの日本の協力に対する謝意が表されるとともに,観光,漁業分野における日本企業の進出に対する期待が表明され,今後引き続き協力と連携を強化することで一致しました。

(4)ビラール・タンザニア第一副大統領表敬(2月1日)

 双方は,タンザニアの一層の発展・近代化のためにいかなる分野での取り組みが重要であるかについての意見交換を行いました。また,ビラール副大統領より,これまでの日本からの支援に対する謝意の念が表されるとともに,両国が引き続き協力関係を強化する点で一致しました。


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