岸田外務大臣

第7回日メコン外相会議(概要)

平成26年8月10日

10日午後6時50分(現地時間)から約35分間,ミャンマー・ネーピードーにおいて,第7回日メコン外相会議が開催され,我が国から岸田外務大臣が出席し議長を務めたところ,概要以下のとおり(メコン地域諸国側から,カンボジア王国のハオ・ナムホン副首相兼外務国際協力大臣,ラオス人民共和国のトンルン・シースリット副首相兼外務大臣,ミャンマー連邦共和国のワナ・マウン・ルイン外務大臣,タイ王国のシーハサック・プアンケートケーオ外務次官兼外務大臣,ベトナム社会主義共和国のファム・ビン・ミン副首相兼外務大臣が出席。)。会議終了後,議長声明が発出された。
1 冒頭,岸田外務大臣より,各国の出席とASEAN議長国としてのミャンマーの開催に向けた尽力に感謝するとともに,昨年12月の日メコン首脳会議では「東京戦略2012」の中間評価及び「行動計画」の改訂版を発出し,その内容を着実に実施している,本年前半,我が国は日メコン協力の3本柱に沿って,約2240億円のODA支援を表明又は署名した,今次会合では日メコン協力の進捗及び2015年のASEAN共同体構築に向けた今後の方向性を確認したい旨述べた。
 
2 その後,日メコン協力の進展と今後の方向性等について,外相間で議論が行われた。

(1)岸田大臣から,日メコン協力は,「東京戦略2012」の「連結性の強化」,「共に発展する」,「人間の安全保障及び環境の持続可能性確保」という3本柱に沿って本年も着実に進展している,また,3本柱とも通じる考え方として,我が国は官民連携による民間投資を持続的開発につなげるため,「人間中心の投資」の推進を掲げている,今後,2015年のASEAN共同体構築及びそれ以降を見据えた日メコン協力のあり方についてメコン諸国と共に検討していく,多くの国・機関のそれぞれの取組みが補完的かつ効率的に行われることが重要であり,我が国は,メコン地域における日米協力を進めていくほか,OECDを活用し,メコン地域の成長を強固なものにすべく橋渡し役を担っていきたいと述べた。

(2)各国外相からは,以下のとおりの発言があった。
ア 日本が「東京戦略2012」に基づき日メコン協力を継続的かつ着実に進めていること,特に,東西経済回廊・南部経済回廊への支援を含むインフラ整備支援等を通じた連結性の強化,投資協定締結等の投資環境整備や査証緩和等の人的交流強化,グリーン・メコン・フォーラムの開催等を通じた持続可能性の確保に取り組んでいることに対し,感謝する。
イ 日メコン協力は,地域の社会経済発展のために極めて重要であり,2015年のASEAN共同体構築に向け,メコン地域全体として,日メコン関係をより一層強化していきたい。
ウ 民間投資の呼び込みと民間資金の活用のため,日本とメコン地域における官民の連携・対話をさらに強化していきたい。
エ より効率的な支援のために,各枠組み間の連携向上は非常に重要であり,その観点から,OECD東南アジア地域プログラムの立ち上げをはじめ,日本がメコン地域において他国・機関との連携を進めていることを歓迎する。
 
3 最後に,外相間で,本年11月に第6回日メコン首脳会議をミャンマーで開催すること,及び2015年の日メコン外相会議をマレーシアで開催することが確認された。


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