大韓民国
日韓外相会談

平成27年3月23日

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 21日(午前11時35分から約90分間),岸田外務大臣は,尹炳世(ユン・ビョンセ)韓国外交部長官との間で日韓外相会談を行ったところ,概要以下のとおり(同席者:日本側から,別所駐韓大使,杉山外務審議官ほか,韓国側から,李京秀(イ・ギョンス)外交部次官補ほか)。冒頭,岸田大臣の出身地である広島のしゃもじに日本語及び韓国語で日韓国交正常化50周年のロゴマークを描いたものと50周年を記念し発行予定の記念切手を岸田大臣から贈呈した。

1 今回の外相会談は,岸田大臣の就任後,韓国で開催された初めての会談。日韓関係の前進に向け,前向きな意見交換が行われた。具体的には,両外相は,協力関係強化のため,引き続き様々なレベルで意思疎通を積み重ねていくことを確認し,両外相間の意思疎通の緊密化で一致した。岸田大臣は,尹炳世長官の訪日を改めて招請し,今後適切な時期に調整していくこととした。

2

(1)冒頭,ユン長官から,岸田大臣の訪韓を歓迎するとした上で,チュニジアでの銃撃テロ事件で日本人の犠牲者が出たことに関し哀悼の意が示された。また,同長官から,本年の韓日国交正常化50周年を新しい両国関係の元年としたいとの発言があった。

(2)岸田大臣から,チュニジアでの銃撃テロ事件をめぐり,ユン長官からお見舞いの意が示されるとともに,その旨のメッセージの伝達があったことに対し感謝の意を表明した上で,日韓中外相会議をめぐるユン長官のリーダーシップに敬意を示した。また,日韓両国間には困難な問題は存在するが,日韓関係の強化は,両国の利益でありアジア太平洋地域の平和と安定に不可欠である旨述べた。

3 両外相は,本年の日韓国交正常化50周年が意義深いものとなるよう協力していくことで一致した。その一環として,両国政府が,50周年を祝う行事,日韓の学会が行う共同研究シンポジウム,日韓交流おまつりへの支援を通じて,積極的に協力していくこととした。

4 両外相は,若手外交官の相互派遣を近く行うことや,安保,経済,人的交流の分野で一層協力していくこととした。安全保障の分野では,日韓安保対話(外務・防衛の局長級「2+2」)の早期開催に向け,調整していくこととした。

5 両外相は,「旧民間人徴用工」をめぐる裁判,産経新聞前ソウル支局長の起訴をめぐる問題,日本産水産物の輸入規制強化,慰安婦問題等の日韓間の懸案についても議論した。また,日中韓協力,NPT運用検討会議といった地域や国際社会の課題についても議論した。

6 北朝鮮問題をめぐり,両外相は,北朝鮮の「核保有国」化は断じて認められず,日韓,日韓米で緊密に連携していくことを確認した。また,拉致,離散家族等の人道上の問題についても協力することを確認し,ユン長官から,拉致問題に関する日本の努力に理解と支持が表明された。


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