アジア
第16回日韓環境保護協力合同委員会の開催(結果概要)
平成25年12月25日
1.第16回日韓環境保護協力合同委員会が2013年12月18日(水曜日)9時30分から17時00分までソウルにて開催されました(日本側首席代表は南博外務省国際協力局地球規模課題担当参事官,韓国側はソン・ムンオプ外交部国際経済局審議官)。
2.協議では,気候変動への対応,生物多様性の保全,域内の大気・海洋汚染に関する共同対応及び北東アジア地域の環境協力の枠組みにおける両国間の協力強化などを議題とし,緑の気候基金(GCF)を通じた協力,2014年に韓国で開催される生物多様性条約(CBD)第12回締約国会議,東アジア地域内の越境性大気汚染問題解決に向けた取組み,放射能汚染への取り組み、海洋ごみ削減の協力などについて意見交換を行いました。
3.双方は,第17回日韓環境保護協力合同委員会を来年の適当な時期に日本で開催することとしました。
(参考)日韓環境保護協力合同委員会について
1993年6月,環境保護の分野における日韓両政府間の協力の強化を目的とする,「環境の保護の分野における協力に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定」(日韓環境保護協力協定)が締結された。
同協定の規定に基づき,1994年1月に東京で第1回日韓環境保護協力合同委員会が開催され,現在までに16回にわたり,日本及び韓国で交互に開催されてきている。