日本の領土をめぐる情勢

尖閣諸島 Senkaku Islands

尖閣諸島データ

1. 概要

尖閣諸島は,南西諸島西端に位置する魚釣島,北小島,南小島,久場島,大正島,沖ノ北岩,沖ノ南岩,飛瀬などから成る島々の総称。沖縄県石垣市に属する。

2. 位置

東シナ海上,石垣島の北,約170km,沖縄本島の西約410kmに位置している。

3. 尖閣諸島の構成

名称 面積 位置
魚釣島 3.81km2 石垣島北西方170km(尖閣諸島西端)
久場島 0.91km2 石垣島北方160km、魚釣島東北方22km
北小島 0.31km2 西表島北方160km
大正島 0.06km2 石垣島北方150km、魚釣島東方103km(尖閣諸島東端)
南小島 0.40km2 西表島北方160km
沖ノ北岩 0.03km2 石垣島北方160km、魚釣島東北方6km
沖ノ南岩 0.01km2 石垣島北方160km、魚釣島東北方7.5km
飛瀬 0.002km2 石垣島北方160km、魚釣島東方1.5km
総面積 5.53km2

(注) 面積は国土地理院データによる。各島の面積は周辺の小島の面積も含む。

4. 自然

尖閣諸島には,固有種を含む多くの動植物が生息している。また,付近海域は好漁場である。

5. 日本人の生活

1895年の尖閣諸島の日本領への編入以降,日本人が移住し,アホウドリの羽毛の採取や鰹節の製造などを行っていた。最盛期には,200人以上の日本人が居住していた。

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