横浜の起源は、文献などにより11世紀まで遡ることができますが、歴史の表舞台への登場は、1854年に日米和親条約締結の地となってからです。
1858年に、幕府がアメリカ、オランダ、ロシア、イギリス、フランスとの間で締結した「安政の5か国条約」で翌年の開港が定められました。
1859年7月1日(旧暦6月2日)の開港以降、諸外国から多くの文化や技術が港を通じて日本全国へ広がり、横浜は「日本近代化原点の地」として日本の近代化を牽引しました。
その後、関東大震災(1923年)での壊滅的被害、第二次世界大戦の大空襲による市街地42%消失、戦後の接収による基盤整備の遅れ等を克服し、我が国を代表する「国際港都」として発展してきました。
1859年 | 横浜開港 |
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1860年 | 日本人対象の診療所開院(ヘボン・米) |
1869年 | 電信を実施(ギルバート・英) |
1872年 | 新橋(現.汐留)-横浜(現.桜木町)間に鉄道開通(モレル・英)ガス灯設置(プレグラン・仏) |
1887年 | 近代水道を創設(パーマー・英) |
プロシア憲法をもとに明治憲法を起草 | |
1889年 | 市制施行 |
1956年 | 政令指定都市に移行 |
2002年 | FIFAワールドカップ決勝戦等が開催 |
2008年 | 第4回アフリカ開発会議が開催 |
2009年 | 開港150周年 |