横浜港は開港以来、貿易立国・日本の物流や生産の拠点として日本経済の発展を支えています。
2005年の外国貿易額は10兆4972億円で、成田空港、名古屋港、東京港に次いで第4位、全国シェアの8.6%を占めています。
臨海部を中心に古くから京浜工業地帯の中核を形成し、日本を代表する製造拠点が立地しています。近年は、経済のグローバル化に伴い、量産型工場から世界最高水準の最先端技術・製品開発型工場、研究所等への機能転換が進んでいます。
横浜市では、IT、バイオなどの先進的産業の育成・集積促進を進めるとともに、みなとみらい21地区、新横浜都心地域等への積極的な企業誘致を行い、日産自動車をはじめとする大企業の本社など業務系機能の集積に努めています。
特に、横浜市内に本社をおく外資系企業は180社(2007年2月)で、東京23区に次ぐ国内第二位の水準となっています。
なお、2004年の市内総生産は12兆9387億円、一人当たり市民所得は311万円です。