

アジア大洋州地域及び北米地域との青少年交流(キズナ強化プロジェクト)
韓国中学生訪日研修団による外務省訪問
平成24年9月

(学生代表が挨拶している様子)

(全員の集合写真)
- アジア大洋州地域及び北米地域との青少年交流(キズナ強化プロジェクト)の一環として,9月20日から26日まで訪日している韓国中学生約100名が,24日午後外務省を訪問し,森本日韓交流室長と懇談しました。
- 冒頭,森本室長から歓迎の言葉を述べるとともに,昨年3月の東日本大震災の際に隣国である韓国から多くの支援を受けたことに改めて感謝の意を示しつつ,本プロジェクトの趣旨を説明し,帰国後は,日本での経験,特に被災地視察で学んだことを,ぜひ周囲の人達に伝えて欲しい旨述べました。
- 続いて,訪日研修団一行を代表し,学生代表の聖水中学校の徐準亨(ソ・ジュニョン)君から挨拶があり,本プロジェクトを通じた訪日招請に感謝の言葉が述べられると共に,被災地視察の感想として,昨年3月の東日本大震災後は各種ニュースを通じて大変心配していたが,実際被災地を訪問してみると,思っていたよりも早いスピードで復興していることを知ることができた,被災地の方々が明るく親切に接してくださったことに感謝しており,韓国に帰国後は,自分も笑顔を絶やさず生きていかなければならないと思った旨述べました。
- その後の質疑応答では,訪日研修団一行から,今後の青少年交流事業の実施予定,日韓関係,日本に留学するためにはどうしたら良いのかといった質問が挙がり,森本室長から回答しました。また,その他,訪日研修団一行からは,最も印象に残ったプログラム日程として,被災地訪問や被災地の学生達との交流が挙げられ,その他プログラムの中では日本の文化体験が有意義であったとの発言がありました。
- 今回の訪日研修団は,茨城県潮来市を訪問し,震災被害と復興に関する講義を受けると共に,あやめ園での清掃ボランティア,地元中学生との交流会,被災地視察等を行いました。