
タンザニア、エチオピア、セネガルへの「水の防衛隊」ニーズ調査団の派遣について
平成20年8月1日
- 外務省及び独立行政法人国際協力機構(JICA)は、5月28日に第4回アフリカ開発会議(TICADIV)の開会式において福田総理が発表した「水の防衛隊」構想を具体化し、ボランティア等を派遣する前段階としてのニーズ調査を目的として、8月2日(土曜日)から17日(日曜日)まで、タンザニア、エチオピア、セネガルに調査団を、廣木重之外務省国際協力局審議官を団長として派遣する。
- 本件調査団は、団長に加え、JICA職員及び国際協力専門員の計7名から構成され、上記3か国を巡回し、調査・情報収集を行うこととなる。
- 本件調査団は、各国の上水道の現状及びこれまで我が国が各国で実施してきた技術協力等に関して調査を行う。また、関係政府機関等からも情報収集を行い、青年海外協力隊、シニア海外ボランティア及び技術者を「水の防衛隊」として派遣するに際してのニーズ及び具体的な支援内容について協議・検討を行うことを予定している。
(参考)「水の防衛隊」
5月28日、第4回アフリカ開発会議(TICADⅣ)開会式において福田康夫総理大臣が発表した構想。安全な水を安定的に供給することができないアフリカ諸国等に日本の専門家を派遣して、より多くの人々が生活水を安定的に入手できるようすることを目的とするもの。地下水掘削、ポンプ技術、配水管管理等の分野に関し、青年海外協力隊、シニア海外ボランティアや調査団により技術者を派遣すること等が想定されている。