報道発表

アフリカの気候変動対策に関するパートナーシップ構築のための「日・UNDP共同枠組」

平成20年5月29日
  1. 第4回アフリカ開発会議(TICADIV)の機会をとらえ、5月29日(木曜日)、我が国とTICADⅣの共催者の一つである国連開発計画(UNDP)は、アフリカの気候変動対策に関するパートナーシップ構築のための「日・UNDP共同枠組」を構築することとした。
  2. この共同枠組は、温室効果ガスの排出削減と経済成長を両立させ、自ら気候の安定化に取り組むアフリカ諸国の気候変動対策のために、我が国とUNDPが共同で総額1.2億ドル以上の支援を行うものである。我が国は、福田総理が本年1月のダボス会議で表明した「クールアース・パートナーシップ」に基づき、支援を実施する。
  3. 具体的には、気候変動の適応に関する国家の能力開発支援、気候変動の経済評価に基づく貧困削減戦略の見直し、気候変動対策の研修等を実施する予定である。我が国としては、これらの支援がアフリカ諸国の気候変動への脆弱性の克服の一助となり、また実効的な次期枠組の構築に向けた積極的関与の促進につながることを期待している。
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