
国連「水と衛生に関する諮問委員会」第10回会合の開催について
平成20年5月22日
- 国連「水と衛生に関する諮問委員会」第10回会合が、5月26日(月曜日)から28日(水曜日)までの間、東京で開催される。
- この委員会は、水と衛生分野における国際社会の取り組みに関し国連事務総長及び国際社会に提言を行う機関として、世界中のさまざまな分野から、閣僚経験者や国際機関の長を務めた有識者やNGOの代表など21名の委員で構成されており、皇太子殿下が名誉総裁、ウィレム・アレキサンダーオランダ国皇太子殿下(オレンジ公)が議長をそれぞれ務められている。
- 今次会合では、2006年の世界水フォーラムにて発表された「橋本行動計画」の更なる実施に向けた議論が行われ、更に、アウトリーチ活動として、「日本との対話」、「アフリカリーダーとの対話」が開催される予定である。
- 同委員会の開会式及び「日本と対話」には、日本側から政府要人、事務ハイレベルが出席予定であり、「橋本行動計画」の実現に向けた意見交換が行われる予定である。
(参考) 国連水と衛生に関する諮問委員会について
(1) 2004年3月22日の「世界水の日」に、アナン事務総長(当時)より、水と衛生分野における国際社会の取り組みに関し国連事務総長及び国際社会に提言を行う機関として諮問委員会の設立が発表された。初代議長に橋本龍太郎元総理が就任。橋本元総理のご逝去の後、2006年12月にオランダ国皇太子ウィレム・アレキサンダー殿下が議長にご就任。2007年11月に皇太子殿下が名誉総裁にご就任。
(2) 諮問委員会の東京での開催は、2004年12月の第2回会合に続き、2回目。