サンティアゴ島はカーボヴェルデ共和国の経済の中心であり、人口の54%近くを抱える同国最大の島であるが、サービス産業の急速な成長と人口増加によって電力需要が上昇している。また、電力不足により、現在、1日平均約2時間の計画外停電が生じており、飲料水のための淡水化、保健・医療・社会サービス施設に必要な電力さえも不足している状況である。
本事業は、そのような状況を改善するために、サンティアゴ島においてディーゼル発電所及び送配変電設備の建設により電力供給の安定化及び電力へのアクセス改善を図るものである。
また、カーボヴェルデ共和国に対する円借款供与は今回が初めてである。
(1)金利:年0.55%
(コンサルティングサービス部分については、年0.01%)
(2)償還期間:40年(10年の据置期間を含む)
(3)アンタイド