報道発表

イラクにおける草の根・人間の安全保障無償資金協力の実施について

平成20年3月8日
  1. 我が国政府は、イラクのNGO団体「進歩に向かう女性達組合」に対し、「サドル・シティ母子保健病院整備計画」の実施のため、2万9,827ドル(約350万円)を限度とする草の根・人間の安全保障無償資金協力を行うこととし、このための贈与契約(G/C)の署名が、3月8日(土曜日)(現地時間同日)、同国の首都バグダッドにおいて、門司健次郎駐イラク日本国大使とサアド・アラーミー同団体代表との間で行われた。
  2. 本計画の概要は次の通りである。
  3. (1)  本計画の内容

     新設予定のサドル・シティ母子保健病院において、地域の母子保健サービス向上のために必要な超音波検査器具、心電図測定器具等の医療機器を整備するために必要な資金を供与するもの。

    (2)  本計画の必要性

     本件の対象地域であるサドル・シティは、イラク南部地域からシーア派住民がバグダッドに移転したことによって形成された貧民地区で、バグダッドの中でも特に人口密度が高い地区(広さ約30平方キロメートルに対し人口約200万人)である。同地区は、生活インフラの整備が遅れており、保健・医療施設の整備が急務となっている。母子病院は同地区には現在存在しておらず、米国の支援により建設予定のサドル・シティ母子保健病院は、サドル・シティ内の唯一の母子保健サービスの拠点となることが期待される。

    (3)  本計画の効果

     この計画の実施により、年間2,400人以上の同地域の患者に裨益し、人口約200万人の同地域の母子の健康を守るため、彼らの保健・医療サービスへのアクセスを改善することが期待されている。

(参考) イラクは、中東に位置する面積約44万平方キロメートル、人口約2,960万人の国である。

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