
地震・火山学専門家による北方領土訪問について
平成19年8月13日
- 8月10日(金曜日)から13日(月曜日)までの間、笠原(かさはら) 稔(みのる)北海道大学地震・火山観測センター教授を団長とする地震・火山学専門家4名は、四島交流の枠組みにより、択捉島を訪問し、現地専門家との交流、火山灰層を始めとする地質の観察、地震観測施設の視察等を行った。
- 北方四島を含む日露の隣接地域において地震の予測及び対処、火山活動の研究等を含む防災分野での協力を進めることは、日露間の首脳レベルでも繰り返し確認されてきている重要な協力である。このような認識に基づいて、本年2月に行われたフラトコフ・ロシア首相訪日の際に、「日本国及びロシア連邦の隣接地域における地震、火山噴火及び津波の予測、警戒及び対処の分野に関する日本国政府とロシア連邦政府との間の協力プログラム」が署名され、具体的な協力を進めていくこととなった。
- 今回の地震・火山学専門家による択捉島訪問は、本年5月25日から28日に行われた地震専門家による第一回訪問(色丹島)に続いて行われるものであり、択捉島を始めとする北海道東部における火山活動の研究、地震の予測に関する研究等を進めていく上で有意義なものである。このような専門家の交流が、今後、この分野における日露協力の拡大につながっていくことを期待する。