
アフガニスタン・イスラム共和国における草の根・人間の安全保障無償資金協力(「ゴール県チャグチャラン郡職業訓練計画」)に関する書簡の交換について
平成19年6月11日
- 我が国政府は、アフガニスタンで活動するNGO(サネイー開発機構)に対し、928万円を供与額とする「ゴール県チャグチャラン郡職業訓練計画」に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力を行うこととし、このための書簡の交換が、6月11日(月)(現地時間、同日)、カブール市において、我が方小菅淳一駐アフガニスタン大使と先方イハサヌラ・ディレリ計画課長(Ihsanullah
Dileri, Program Director, Sanayee Development Organization)との間で行われた。本件は、本年1月の安倍晋三総理大臣のNATO訪問時に表明したアフガニスタンにおけるNATO・PRT連携案件として、ゴール県チャグチャランPRT(リトアニア主導)からNATO文民代表部を経由し、在アフガニスタン大使館に要請があったものである。
- 本計画の概要は次のとおりである。
・アフガニスタンNGO(サネイー開発機構)が、ゴール県チャグチャラン郡において、10名の技術指導員を配置し、被服、刺繍、石工、自動車修理、ラジオ・テレビ修理、バイク修理の分野に分かれて、155名の男女(このうち女子90名)を対象に、9か月間の職業訓練を実施するとともにこれらの訓練に必要な資機材を供与する。
・ゴール県はアフガニスタンのちょうど中央部に位置する山岳地帯で、アフガニスタン国内で最も復興開発が遅れている地域の一つである。本件プロジェクト対象地であるチャグチャラン郡は、ゴール県中心部にあり、へラート市の東460Kmに位置する。同地域における就職率は極めて低く、若い世代の多くが他県やイラン等近隣諸国へ職を求めて流出し、復興開発の遅れの一因となっている。
・本件の実施により、155名の訓練生に対し技術習得の機会を与え、将来の雇用の可能性を提供するものであり、参加者が習得した技術を生かし、安定した職及び収入を得ることが期待される。
(参考)アフガニスタンの面積は約64.7万k㎡、人口は約2,510万人である。