5月25日(金曜日)午後16時頃から約30分間、岩屋副大臣と韓昇洙気候変動国連事務総長特使との間で会談が行われた。概要は次のとおり。なお、本会談は、韓特使からの要請に基づき実施されたもの。
1.当方より、総理が昨日発表した新たな気候変動政策について紹介し、日本としてリーダーシップを発揮したいと考えている、国連の果たす役割も大きく、事務総長及び貴特使の活躍を期待していると述べた。これに対し、先方より、昨日の総理の提案は世界に対しリーダーシップを示したものと思う、来年G8サミットを主催する日本の役割は極めて重要であると考える、日本は技術等で果たす役割も大きく、途上国に対してエネルギー効率の改善等是非支援をして欲しいと述べた。
2.また、当方より、京都議定書以後の次期枠組みについて、主要排出国が参加すべきであり、そのために国連と協力していきたいと述べた。これに対し、先方より、次期枠組みは主要排出国が参加すべきとの考えを共有すると述べた。