
地震専門家による北方領土訪問について
平成19年5月24日
- 5月25日(金曜日)から28日(月曜日)までの間、笠原(かさはら) 稔(みのる)北海道大学地震火山研究観測センター教授を団長とする地震専門家は、四島交流の枠組みにより、色丹島を訪問する。今回の色丹島訪問の際には、現地専門家との交流、観測施設の視察等が予定されている。
- 北方四島を含む日露の隣接地域において地震の予測及び対処を含む防災分野での協力を進めることは、日露間の首脳レベルでも繰り返し確認されてきている重要な協力である。このような認識に基づいて、本年2月に行われたフラトコフ・ロシア首相訪日の際に、「日本国及びロシア連邦の隣接地域における地震、火山噴火及び津波の予測、警戒及び対処の分野に関する日本国政府とロシア連邦政府との間の協力プログラム」が署名され、具体的な協力を進めていくこととなった。
- また、5月3日に行われた日露外相会談において、このプログラムに従って、四島を含む隣接地域における地震、津波等の自然災害の予測や対処の分野における具体的な協力を本年以降実施していくことが確認されたところである。
- 今回の地震専門家による色丹島訪問は、このような日露間の協力の一環として行われるものであり、北海道東部における地震、津波等の予測に関する研究を進めていく上で有意義なものである。今回の専門家交流が、今後、この分野における日露協力の拡大につながっていくことを期待する。