報道発表

ペイス米統合参謀本部議長の麻生外務大臣表敬について(概要)

平成19年3月21日


 3月21日(水曜日)、午前9時30分より約30分間、来日中のピーター・ペイス米統合参謀本部議長が、麻生外務大臣を表敬したところ、概要以下のとおり。(米側より、シーファー駐日大使、ライト在日米軍司令官他、日本側より、西宮北米局長、長嶺総合外交政策局審議官他同席。)

1. 会談では、日米関係全般、在日米軍再編、弾道ミサイル防衛協力、イラク復興支援等につき意見交換が行われた。

2. 日米関係については、北東アジア地域に依然として不安定・不確実な要因が存在する中で、日米同盟の抑止力の信頼性を一層向上させていく必要があることで一致した。

3. 在日米軍再編については、F15等の訓練移転の実施など、昨年5月に合意されたロードマップの実施において目に見える成果が出ており、引き続きロードマップの着実な実施が重要であることで一致した。

4. 弾道ミサイル防衛協力については、日米間の協力は着実に進展しており、今後とも協力を進めていくことで一致した。

5. また、ペイス議長より、イラク安定化のための日本の貢献に謝意が表されたのに対し、麻生大臣より、日本としてもイラクの復興安定を引き続き支援していきたい旨述べた。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る