報道発表

ペルー共和国に対する無償資金協力「新マカラ国際橋建設計画」に関する書簡の交換

平成19年12月14日
  1. 我が国政府は、ペルー共和国政府に対し、「新マカラ国際橋建設計画」の実施に資することを目的として、総額5億7,400万円を限度とする無償資金協力を行うこととし、このための書簡の交換が12月14日(金曜日)(現地時間12月13日(木曜日))、ペルーの首都リマにおいて、石田仁宏駐ペルー国大使とホセ・アントニオ・ガルシア・ベラウンデ外務大臣(José Antonio García Belaunde, Ministro de Relaciones Exteriores)との間で行われた。
  2. 新マカラ国際橋建設計画(Pproyecto de la Construcción del Nuevo Puente Internacional Macará

        (供与金額) 5億7,400万円

              平成19年度 1億4,000万円

              平成20年度 3億2,800万円

              平成21年度 1億0,600万円


  1. 本計画の概要は以下のとおりである。
  2. (1)本計画の内容

     ペルー政府がペルーとエクアドルの国境に架かる国境橋(新マカラ橋国際橋:橋長110メートル)の建設を実施するための資金を供与するもの。

     本計画は、ペルー及びエクアドル両国に対する広域開発無償資金協力として実施することについて閣議決定をしているものであり、今回はそのうちのペルー政府に対する無償資金協力に係る書簡の交換である。

     なお、エクアドル政府との書簡は、本年6月22日(現地時間)に交換済みである。

    (2)本計画の必要性

     ペルーとエクアドルの間では、19世紀より国境紛争が長期にわたり発生していたが、1998年10月に両国間で和平合意が署名された。

     両国は、国境地域の統合と開発を目的とした10か年計画を策定し、そのうちの一つとして両国の国境を通過する主要道路である5路線の整備、国境橋の建設、国境施設(税関等)の一元化を重点課題として進めることとしている。

     この国境地域開発5路線のうちのパンアメリカン・ハイウェイ上に現「マカラ橋」が存在しているが、現「マカラ橋」は、老朽化が進むと同時に、近年大型のトレーラー、トラック等の走行が多くなっていることから、床版の損傷が発生しており、国際橋として危険な状況となっており、早急な架け替えが必要となっている。

    (3)本計画の効果

     本計画を実施することにより、本橋梁を通行できる車両重量が現在の20トンから40.9トンに増大することにより、ペルー・エクアドル間で安定した物資・人員の輸送が確保され、中南米を南北に縦断するパンアメリカン・ハイウエイの機能が向上する。

     また、国境交通のボトルネックとなっている橋梁が改善されることにより、両国間の物流が促進され、地域の開発、地域格差の是正、医療・教育施設へのアクセスの改善、両国の統合促進、和平定着が図られる。 

    (参考) ペルーは、南米国の一つであり、人口は2,800万人。製造業、農牧業を主要産業としている。一人当たりのGNI(国民総所得)は、2,920米ドル(2006年、世銀)。

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