
玄葉外務大臣の根室管内訪問(概要)
平成24年1月14日
本14日(土曜日),玄葉光一郎外務大臣は,根室管内を訪問し,北方領土を洋上及び納沙布岬から視察するとともに,元島民や北方領土返還運動関係者と対話を行いました。
- 北方領土視察
(1)14日午前,羅臼港から海上保安庁巡視船に乗船し,洋上から北方四島を視察しました。
(2)14日午後,納沙布岬から北方領土を視察し,その後,北方館において,北方館長から北方領土の歴史等についての説明を聞きました。
- 元島民・地元首長との懇談及び元島民・北方領土返還運動関係者との対話
(1)玄葉大臣から,日頃の返還運動に積極的に関わっていただいていることに謝意を表明しつつ,概要以下のとおり述べました。
ア.本日,洋上及び納沙布岬から北方領土を視察し,島々が手に取るほど近いところにあることを改めて自らの目で確認した。66年以上も北方領土問題が解決していないことを再認識し,元島民の方々が高齢化されていることも踏まえ,外務大臣として1日も早い北方領土の返還と平和条約の締結を実現したいとの思いを強くした。北方四島は,我が国固有の領土であり,北方四島の帰属の問題を解決し,平和条約を締結するとの立場に揺らぎはない。
イ.これまで,ニューヨークやホノルルでラヴロフ・ロシア外相と会談を行ったが,領土問題につき,これまでの両国間の諸合意と諸文書,法と正義の原則に基づき,実質的な議論を行っていきたい。
ウ.アジア太平洋地域の戦略的環境が変化しつつある中,自分はロシアとの関係を重視している。ロシアのアジア太平洋地域に対する関心も高まりつつあり,日本としても日露相互の戦略的関心に応えるような形で関係の前進を図りたい。その意味でも,外務大臣として,今日伺った皆様の思いも胸に,一刻も早く北方領土問題を最終的に解決することができるよう,全力を尽くしていきたい。
(2)参加者との間で率直な意見交換が行われました。