
日ロさけ・ます漁業交渉の結果
平成23年4月22日
3月30日(水曜日)から4月1日(金曜日)までモスクワにおいて開催され,4月18日(月曜日)から同地において継続されていたロシア連邦の200海里水域における日本国の漁船によるロシア系さけ・ますの2011年における漁獲に関する日ロ政府間協議は,本22日(金曜日),妥結しました。協議の出席者及び結果の概要は以下のとおりです。
- 出席者
日本側:宮川学在ロシア日本国大使館公使(政府代表代理)及び重義行大日本水産会専務理事(政府代表代理)をはじめ,外務省,水産庁,北海道庁及び関係団体の関係者
ロシア側:フォーミン・アレクサンドル(Mr. FOMIN Alexander)連邦漁業庁副長官 (団長)をはじめ,外務省,連邦漁業庁,連邦保安庁国境警備局及び関係団体の関係者
- 議題
ロシア連邦の200海里水域における我が国漁船による2011年のロシア系さけ・ますの操業等について
- 漁獲割当量(括弧内は前年)
合計 5,264トン(8,447トン)
内訳 べにざけ 1,609.9トン(3,000トン)
しろざけ 3,427.1トン(5,108.6トン)
からふとます 125.2トン(179.6トン)
ぎんざけ 53.52トン(74.64トン)
ますのすけ 48.28トン(84.16トン)
- 操業隻数 26隻(前年36隻)
- 一隻当たりの割当量
小型船(19トン型)154トン(前年154トン)
小型船(29トン型)167トン(前年167トン)
中型船 292トン(前年292トン)
- 入漁料 約15.9億円(前年約25.7億円)