報道発表

国連軍縮フェローシップ事業の実施

平成22年9月22日
  1. 9月23日(木曜日)から9月30日(木曜日)までの間,国連軍縮フェローシップ事業参加者25名が,我が国の招待により来日します。
  2. 一行は,滞在中,東京にて外務省から日本の軍縮・不拡散外交についての説明を受けるほか,広島,長崎における原爆資料館の視察,茨城県東海村で日本原子力研究開発機構原子力科学研究所の視察,千葉市放射線医学総合研究所の視察等を行います。
  3. また,一行は,広島・長崎において,9月21日(火)に日本政府から「非核特使」として初の委嘱を受けた被爆者による被爆体験証言に出席します。
  4. 軍縮・不拡散分野における国際的取組の重要性が増している中,この研修事業を通じて,多くの国の若手外交官が我が国の積極的な取組について認識を深めるとともに,広島・長崎における核兵器使用の惨禍の実相に関する理解を深めることにより,習得された知識,経験が,帰国後それぞれの国における軍縮・不拡散の政策立案に役立てられること及びこれら分野における国際協調の強化に寄与することが期待されます。

(参考1)国連軍縮フェローシップ事業
(1)国連軍縮フェローシップは,特に開発途上国における軍縮専門家を育成するために,1978年の第1回国連軍縮特別総会において設置が決定され,1979年以来国連及びジュネーブ軍縮会議における研修,関係国への訪問等の形で毎年実施されてきている。我が国は,1982年の第2回国連軍縮特別総会における鈴木善幸総理演説において本計画参加者の広島及び長崎招待の提案を行い,翌83年以来毎年24名から30名の各国の若手外交官等の訪日を実現している。本年は28年目にあたり,これまでに700名を超える参加者が本邦を訪問している。
(2)本年度参加国
 アルジェリア,アルゼンチン,オーストラリア,ブータン,カメルーン,中国,コロンビア,チェコ,ガーナ,ギニア,イラク,日本,キルギスタン,レバノン,リトアニア,マダガスカル,モーリシャス,モンゴル,モンテネグロ,ルーマニア,ロシア,タイ,ウルグアイ,ベトナム

(参考2)非核特使
 本年8月の広島及び長崎における平和記念式典において,菅総理大臣が被爆者の方々に「非核特使」として様々な国際的な場面で核兵器使用の悲惨さ等を世界に発信していただくとの考えを表明したことを受けて設けられた制度。
 本件フェローシップ事業において広島・長崎で被爆者証言を行う被爆者が国内初の案件となる。

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