
核軍縮・不拡散に関するNGOと政府との意見交換会
平成22年9月10日
本10日(金曜日),外務省において,「核軍縮・不拡散に関するNGOと政府との意見交換会」が開催され,NGO側から川崎ピースボート共同代表他21名が,外務省側から徳永久志外務大臣政務官ほかが参加しました(NGO側出席者リスト別添(PDF))。意見交換の概要は以下のとおりです。
- 冒頭,徳永大臣政務官から核軍縮・不拡散に関する我が国政府の最近の取組につき説明しました。
- NGOからの質問に基づき,徳永大臣政務官から政府の立場等につき概要以下のとおり説明をしました。
(1)日印原子力協定交渉
インドが今後も「約束と行動」を着実に実施していくことを前提に,核軍縮・不拡散の視点に十分配慮して協定交渉を行っていく考えです。
(2)核兵器の役割の限定
我が国は,「核兵器のない世界」の実現に向けて,9月の国連総会の機会に,志を共にする国々と小規模グループを立ち上げる予定です。核兵器の数と役割を低減する方法を含め,同グループ参加国や,米国を含む核兵器国と議論を深めていきたいです。
(3)核兵器禁止条約の協議の開始
政府としては,核兵器のない平和で安全な世界の一日も早い実現を目指し,現実的かつ実践的な措置を着実に積み重ねていくことが重要であるとの考えです。
(4)「非核特使」の実施
外務省を含む関係省庁において,「非核特使」の詳細を近々公表すべく検討中です。
(5)日豪共催核軍縮・不拡散に関する外相会合における新グループの立ち上げ
「核兵器のない世界」に向けて,当面は「核リスクの低い世界」の追求や,核兵器の数・役割の低減,不拡散に対しての具体的措置などについて,同グループで議論を深め,国際社会をリードしていく考えです。
- その後,NGOから我が国の核軍縮に対する姿勢や核政策等につき質問及びコメントが出され,活発な意見交換が行われました。