報道発表

モンゴルに対する無償資金協力(第四次初等教育施設整備計画)に関する交換公文署名式

平成21年8月18日
  1. 8月18日(火曜日)(現地時間同日)、モンゴルの首都ウランバートルにおいて、我が方城所卓雄駐モンゴル国大使と先方スフバータル・バトボルド外交・貿易大臣(Mr. Sukhbaatar BATBOLD, Minister for Foreign Affairs and Trade)との間で32億6,200万円を限度とする一般プロジェクト無償資金協力「第四次初等教育施設整備計画」(The Project for Improvement of Primary Education Facilities (Phase Ⅳ))に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. 本件協力は、ウランバートル市内の12校において、教室、体育館等の施設及び机、椅子等の教育機材を整備するために必要な資金を供与するものであり、本年7月に行われた日・モンゴル首脳会談において、麻生総理から実施の意向を表明したものです。同計画の実施により、新たに約1万人以上の生徒の受入が可能となるとともに、学習環境の改善及び教育の質の向上が図られることが期待されます。
  3. 我が国は、1990年代初頭以降、モンゴルに対する最大の支援国として同国の民主化・市場経済化を一貫して支援するとともに、近年では、「総合的パートナーシップ」の構築という共通の目標を掲げ、真に互恵的な経済・通商関係の構築という新たな段階に二国間関係を引き上げるための取組みを強化しています。今回の案件は、モンゴルにおける人材育成に資する支援であり、経済的互恵関係の強化という外交目標に大きく資することが期待されます。

(参考) モンゴルは、国土面積156.7万平方キロメートル(日本の約4倍)、総人口約264万人(2007年)

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