
カンボジアに対する円借款の供与
平成21年8月13日
- 我が国政府は、カンボジア王国政府に対し、「シハヌークビル港多目的ターミナル整備計画」の実施のため、71億7,600万円を限度とする円借款を供与することとし、このための書簡の交換が、8月13日(木曜日)(現地時間同日)、プノンペンにおいて、我が方篠原勝弘駐カンボジア国大使と先方ハオ・ナムホン副首相兼外務・国際協力大臣(Mr. Hor Namhong, Deputy Prime Minister, Minister of Foreign Affairs and International Cooperation of the Kingdom of Cambodia)との間で行われました。
- 案件の概要及び重要性
本円借款は、シハヌークビル港の貨物取扱能力の向上を図り、カンボジアにおける産業基盤開発、ひいては、カンボジアの経済成長に寄与するため、同港に多目的ターミナルを建設するものです。
シハヌークビル港はカンボジア唯一の大水深港であり、経済活動の拠点となっていますが、既存の一般貨物ターミナルは規模が小さく、また、老朽化の問題を抱えているため、同国経済成長に伴う石炭、食糧品等のバルク・一般貨物取扱需要増加に対応できない状況にあります。また、近年、シハヌークビル港沿岸部で石油・天然ガスの開発が進められており、石油・天然ガスの本格的な採掘活動のためのオイルサプライベース(油田資機材供給基地)の早急な整備が求められており、同港における多目的ターミナルの建設が必要とされています。
本計画を実施することにより、同港のバルク・一般貨物取扱量が年約19万トン(2007年)から、112万トン(2016年)に増加する等、同港の貨物取扱能力の向上が見込まれています。
- 供与条件
(1) 金利:年0.01%
(2) 償還期間:40年(10年の据置期間を含む。)
(3) 調達条件:一般アンタイド