報道発表

ニカラグア共和国に対する無償資金協力「道路維持管理能力強化計画」に関する交換公文署名式

平成21年7月29日
  1. 29日(水曜日)(現地時間28日)、ニカラグア共和国の首都マナグアにおいて、我が方 斎藤伸一駐ニカラグア国大使と先方サムエル・サントス・ロペス外務大臣( Mr. Samuel Santos López, Minister of External Relations )との間で、6億5,500万円を限度とする無償資金協力に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. ニカラグアは、内戦(1979年から1989年)終了後、経済復興に取り組んできているものの、依然としてラテンアメリカ諸国内で最も所得の低い国のひとつです。我が国は、同国の民主主義の安定及び持続可能な経済社会開発の推進のため、同国に対し、農業・農村開発、保健・医療、教育、道路・交通インフラ整備、民主化支援、防災を重点分野として協力を行ってきています。
  3. 本件計画は、幹線道路の舗装率が10%程度に留まり、補修も不十分な状態にあるニカラグアにおいて、地方を始めとする道路の整備のため、道路整備機材の調達を行うための資金を供与するものです。本件計画の実施により、農産物の輸送や、地域住民の生活上の安全かつ容易な交通が確保されることが見込まれます。

(参考) ニカラグア共和国は中米に位置し、面積約13万平方キロメートル(日本の3分の1)、人口約560万人(2007年)、人口1人当たりのGNI(国内総所得)約980ドル(2007年)。農牧業を主要産業としている。

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