
パプアニューギニアに対する無償資金協力「ブーゲンビル海岸幹線道路橋梁整備計画」に関する交換公文署名式
平成21年6月25日
- 6月25日(木曜日)(現地時間同日)、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーにおいて、日本側西山肇駐パプアニューギニア大使とパプアニューギニア側サミュエル・テイ・アバル外務貿易移民大臣(The
Honourable Samuel Tei Abal, Minister for Foreign Affairs, Trade and Immigration)との間で31億5,400万円を限度とする一般プロジェクト無償資金協力「ブーゲンビル海岸幹線道路橋梁整備計画」(The
Project for Construction of Bridges on Bougainville Coastal Trunk Road)に関する交換公文署名式が行われました。
- 本件協力は、ブーゲンビル自治州にある全長約190㎞の国道上の、15か所の橋梁等を整備するために必要な資金を供与するものです。同協力により、河床を渡ることなく安全な通年通行が可能となるとともに、走行所要時間が約1時間程度短縮されます。
- 本年5月には、第5回日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議(太平洋・島サミット)が開催されました。日本政府は、これまで一貫してパプアニューギニアを含む太平洋島嶼国の良きパートナーとして同地域に対する支援を行っており、本件協力は太平洋・島サミットで表明した日本の支援策の一環として実施するものです。
(参考) パプアニューギニアは、オーストラリアの北方に位置し、大小約1,000以上の島々で構成される太平洋島嶼国中最大の国家であり、面積約46万平方キロメートル、人口約619万人(2006年)