外務省: ボリビア多民族国に対する無償資金協力「コチャバンバ市南東部上水道施設改善計画」に関する交換公文署名式

ボリビア多民族国に対する無償資金協力「コチャバンバ市南東部上水道施設改善計画」に関する交換公文署名式

平成21年5月29日

5月29日（金曜日）（現地時間5月28日）、ボリビア多民族国の首都ラパス市において、日本側田中和夫駐ボリビア国大使とボリビア側ダビッド・チョケワンカ・セスペデス外務大臣（Sr. DAVID CHOQUEHUANCA CÉSPEDES, MINISTRO DE RELACIONES EXTERIORES）との間で12億1，500万円を限度とする交換公文署名式が行われました。
ボリビアは、日本の伝統的な友好国であり、また、天然ガス、亜鉛、希少金属等の豊富な天然資源を有しており、資源外交の観点からも重要な国です。日本は、教育、保健、水供給などの分野を中心に、同国の貧困削減、持続的経済成長を支援しています。
本件計画は、コチャバンバ市南東部の上水道施設を改修するものであり、本計画の実施により、プロジェクト対象地域内の住民約5万人に安全な水が常時供給されることとなり、住民の衛生状況の改善及び健康被害の減少が見込まれます。

（参考）　ボリビア多民族国は南米最貧国であり、面積約110万平方キロメートル、人口935万人（2006年世銀）、1人あたりのGDP（国内総生産）は1,110ドル（2006年世銀）