
日露海上事故防止協定第15回年次会合の開催
平成21年5月29日
- 日露海上事故防止協定に基づく第15回年次会合は、6月2日(火曜日)と3日(水曜日)の両日、モスクワ(露海軍総司令部)において開催されます。
- この会合には、日本から相木俊宏在ロシア大使館公使を団長とする外務省、防衛省の関係者が、ロシアからバラノフ・アンドレイ・ニコラエヴィッチ(Mr.
Baranov Andrey Nikolaevich)海軍総司令部総参謀長代理(海軍少将)を団長とする国防省、外務省の関係者がそれぞれ参加します。
- この会合では、過去1年間の本協定の実施状況や一層の安全確保等につき意見交換が行われる予定です。
- 日露海上事故防止協定は、日本国自衛隊の艦艇、航空機とロシア連邦軍の艦艇、航空機との間の事故の防止を図り、安全を確保することを目的として、1993年10月のエリツィン大統領(当時)訪日の際に署名された。年次会合は、この協定の規定に従って開催されているものであり、2003年の小泉純一郎内閣総理大臣のロシア訪問の際にプーチン大統領(いずれも当時)との間で採択された日露行動計画の中においても、その必要性が謳われています。
- なお、この会合は、1994年12月に、第1回会合がモスクワで開催され、昨年の東京での第14回会合まで、東京とモスクワで交互に開催されています。