報道発表

モザンビーク共和国に対する無償資金協力2件に関する署名式について

平成21年3月30日
  1. 3月30日(月曜日)(現地時間同日)、モザンビーク共和国の首都マプトにおいて、日本側瀬川進駐モザンビーク国大使とモザンビーク側エドゥアルド・コロマ外務協力副大臣(Mr. Eduardo Koloma, Vice-Minister of Foreign Affairs and Cooperation)との間で、総額19億2,000万円の下記2案件に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. (1)「緊急給水計画」(the Programme for Emergency Water Supply for Addressing Climate Change)(環境プログラム無償。供与額:10億円)

    (2)食糧援助(供与額:9億2,000万円)

  1. 緊急給水計画は、日本が昨年1月に構築した「クールアース・パートナーシップ」の一環として、気候変動の影響等により悪化したガザ州及びマプト州の給水・衛生状況を改善するために必要な資機材の調達に必要な資金を供与するものです。気候変動問題は、国際社会全体にとって喫緊の課題であり、日本は途上国の気候変動対策のための取組を支援すべく、平成20年度第2次補正予算により、気候変動等の影響を被っているアフリカ4カ国(エチオピア、セネガル、ニジェール、モザンビーク)に対し、緊急に洪水、干ばつ対策等を実施することとしました。
  2. 食糧援助は、昨年来の世界的な食料危機に対応するため、モザンビークの小麦の調達に必要な資金を供与するものです。
  3. 日本は、昨年5月の第4回アフリカ開発会議(TICADⅣ)等において、気候変動問題やアフリカにおける食料価格高騰への取組みについて表明しており、これらの案件はその対アフリカ支援策を具体化するものです。

(参考)

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