報道発表

マーシャル諸島共和国の「マジュロ環礁魚市場建設計画」に対する水産無償資金協力に関する書簡の交換について

平成21年3月27日
  1. 3月27日(金曜日)(日本時間同日)、同国の首都マジュロにおいて、日本側大平和之在マーシャル国臨時代理大使とマーシャル側リトクワ・トメイン大統領(Mr. Litokwa Tomeing, The President)との間で8億2,500万円を限度とする「マジュロ環礁魚市場建設計画」に関する交換公文署名式が行われました。
  2. 本件計画は、離島からの集魚運搬船を調達するとともに、マジュロの漁港の岸壁や離島産鮮魚を販売するための魚市場施設を整備するために必要な資金を供与するものです。本件計画の実施により、離島からの鮮魚入荷量が増加するとともに、作業効率化により品質管理と衛生環境が向上し、マジュロや離島漁民の収入の増大が見込まれます。
  3. 日本国政府は、これまで一貫してマーシャル諸島共和国を含む太平洋島嶼国の良きパートナーとして同国・地域に対する支援を行っており、本件協力も、5月開催予定の第5回日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議(島サミット)を念頭におき、太平洋島嶼国の繁栄と安定に対する日本のコミットメントを示すこととなります。

(参考)
マーシャル諸島共和国は中部太平洋に位置し、29の環礁と5つの島を有する島嶼国で、総面積は約180平方キロメートル(霞ヶ浦程度)、人口は約5.3万人(2007年)。

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