
タンザニアに対する円借款の供与について
平成21年3月3日
- 日本国政府は、タンザニア連合共和国政府に対し、「第六次貧困削減支援貸付」として、20億円を限度とする円借款を供与することとし、このための書簡の交換が3月3日(火曜日)、ダルエスサラームにおいて、日本側中川坦駐タンザニア国大使とタンザニア側キジャ財務経済次官(Mr.
Ramadhani M.Khijjah, Permanent Secretary, Ministry of Finance and Economic
Affairs)との間で行われました。
- 案件の概要
本円借款は、タンザニア政府が「成長と貧困削減のための国家戦略(MKUKUTA)」に基づいて進めている各種改革を、世銀の第6次貧困削減支援借款との協調融資により、財政的に支援するものです。
- 案件の重要性
本案件の実施により、経済成長と貧困削減を両輪に据えたMKUKUTAの優先課題に合わせた効果的な政策の実施が行われる事で、タンザニア側において、貧困層に関わる幅広い課題に速やかに対応できる体制が構築され、貧困削減の推進が期待されます。
- 供与条件
(1)金利:年0.01%
(2)償還期間:40年(10年の据置期間を含む)