報道発表

バングラデシュ人民共和国に対する無償資金協力(ダッカ市廃棄物管理低炭素化転換計画)に関する交換公文署名式について

平成21年2月18日
  1. 2月18日(水曜日)(現地時間同日)、バングラデシュ人民共和国の首都ダッカ市において、日本側井上正幸駐バングラデシュ国大使とバングラデシュ側ムハンマド・ムシャラフ・ホセイン・ブイヤン財務省経済関係担当次官(Mr.M Musharaf Hossein Bhuiyan, Secretary, Economic Relations Division, Ministry of Finance)との間で、12億1,500万円の環境プログラム無償資金協力「ダッカ市廃棄物管理低炭素化転換計画」(The Programme for Improvement of Solid Waste Management in Dhaka City toward the Low Carbon Society)に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. 我が国は昨年1月、開発途上国による気候変動対策のための取組を支援する「クールアース・パートナーシップ」の構築を表明しました。本件協力は、昨年7月にパートナー国となったバングラデシュにおいて、二酸化炭素排出量の少ない廃棄物収集車両(天然ガス車両)の導入等のために必要な資金を供与するものです。
  3. 本件協力は、「クールアース・パートナーシップ」の一環として今年度から新たに創設された「環境プログラム無償」で実施される初めての案件であり、同協力により、収集車両1台から1日に排出される二酸化炭素が約45キログラムから約17キログラムへ削減されるとともに、収集能力の向上により市内の不法投棄廃棄物から発生するメタンガス等が減少することから、温室効果ガスの削減による気候変動の緩和と住環境の向上に資することが期待されます。

(参考)

バングラデシュ人民共和国は、面積約14.4万平方キロメートル、人口約1億4,400万人(2006年)

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