報道発表

無償資金協力「シエラレオネ共和国における感染症予防計画」に関する交換公文署名式について

平成21年2月12日
  1. 2月11日(水曜日)(現地時間同日)、シエラレオネの首都フリータウンにおいて、日本側片上慶一駐シエラレオネ国大使(ガーナにて兼轄)とシエラレオネ側ゲールト・カッペラエレ国連児童基金(ユニセフ)シエラレオネ事務所代表(Mr. Geert Cappelaere, UNICEF Representative to Sierra Leone)との間で、2億6,600万円の一般プロジェクト無償資金協力「シエラレオネ共和国における感染症予防計画」(the project for Prevention and Control of Infectious Diseases in Sierra Leone)に関する交換公文の署名式が行われました。
  2. 日本は、昨年5月の第4回アフリカ開発会議(TICADIV)において、母子保健の拡充等を表明しました。シエラレオネは、幼児と子どもの死亡率が世界で最も高く、我が国はユニセフと協力して、2004年から継続的に予防接種率の向上や長期残効型殺虫剤処理蚊帳を配布する支援を行っています。本計画は、シエラレオネ全国を対象にワクチン接種やマラリア対策に必要な資金を供与するものです。
  3. 本計画により、シエラレオネ全国の乳児がポリオ等のワクチン接種を受けることができ、また、乳幼児が抗マラリア薬の投与を受けることができるため、同国の子どもの死亡率低下が期待されます。

(参考) シエラレオネ国は、面積約7.17万平方キロメートル、人口580万人(平成19年)、人口1人当たりのGNI(国内総所得)約260米ドル(平成19年)。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る