報道発表

日露運輸協力に関する政府間作業グループ第2回会合開催結果

平成21年10月29日
  1. 10月28日(水曜日)、東京において、「日露運輸協力に関する政府間作業グループ」第2回会合が開催されました。日本側より、兼原外務省欧州局参事官が議長を務め、外務省、経済産業省、国土交通省関係者が出席し、ロシア側より、ポドレソフ連邦院議員が議長を務め、運輸省、外務省、連邦税関庁、連邦料金庁等の関係者が出席しました。
  2. 本件会合において、日露双方は、(1)シベリア鉄道等による両国間の貨物輸送の現状と見通し、(2)ロシアの鉄道に関する各種制度や税関手続の改善など両国間の貨物輸送の拡大に向けた環境整備、(3)貨物・旅客輸送分野におけるロシアの鉄道近代化に向けた民間企業間の協力を促進する方策などにつき、具体的な意見交換を行いました。
  3. 本件会議に引き続き、本29日、関心を有する日本の民間企業及び地方自治体を対象としたシベリア鉄道輸送に関する説明会が開催され、ロシア側より貨物輸送料金政策、税関手続等につき説明が行われました。
  4. 双方は、今後も政府間作業グループにおける協議を続けていくことで一致しました。
    なお、今後の会合の日程については、外交ルートで調整することとなりました。
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